丁寧に淡麗旨口。コシヒカリを育む魚沼が生んだ銘酒
●コシヒカリのふるさと、南魚沼の注目蔵「鶴齢」
群馬県との県境を有する新潟県南部の南魚沼市は、日本一のコシヒカリの産地として知られる「コシヒカリの聖地」です。
しかし、この地は真冬になるとメートル級の積雪量を毎年記録する、日本有数の豪雪地帯としても知られており、町や建物には、雪国の人々知恵や工夫が随所に見受けられます。
また、2009年の大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続と上杉景勝はここ南魚沼の出身であり、居城の坂戸城跡や幼少期を過ごした雲洞庵(うんとうあん)が現存しており、歴史の1ページに触れることも出来ます。
そして、新潟県は全国屈指の酒どころであり、成人1人あたりの日本酒消費量が日本一。
スッキリした飲みやすい新潟の酒は、淡麗辛口の代表格として表現されますが、その新潟の酒の常識にあてはまらない、淡麗でありながら米の旨味を引き出した酒造りを得意とする酒蔵が表れました。
その酒の名は「鶴齢」。
コシヒカリで知られる南魚沼市塩沢に蔵を構える、青木酒造が造る注目銘柄です。
TOPICS「KURA MASTER 2023」にて金賞受賞!!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、まずは各部門ごとにプラチナ賞と金賞が選ばれます。
その結果、純米酒部門において「鶴齢 純米吟醸」が金賞を受賞しました。
TOPICS「インターナショナルワインチャレンジ2023」にて銅メダル受賞!
2023年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2023」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、純米酒の部において、「鶴齢 雪男 純米酒」が銅メダル、純米大吟醸酒の部において、「鶴齢 純米大吟醸」が銅メダルを受賞しました。