店主の好きな酒ですが、何か? ◇鶴齢 雪男 本醸造 1800ml
商品説明
江戸後期、雪国越後・魚沼の暮らしを紹介し、ベストセラーとなった「北越雪譜」という本があります。
鶴齢 青木酒造は、その本を書いた、鈴木牧之(すずきぼくし)氏の血を受け継いでいる蔵元で、鶴齢(かくれい)という酒名は鈴木牧之が命名しました。
その中の「異獣」という章に、「山中に現れ、旅人のにぎり飯をもらい、お礼に荷物を担いで道案内をする毛むくじゃらの異獣」が登場します。
これが「雪男」です。雪男と聞くと、雪山に大きな足跡を残す、謎の怪物を連想しますが、ここで登場する雪男は山の精霊で、旅人を助けてくれる優しいキャラクターとして描かれています。
「鶴齢 雪男 辛口」は、地元中心に消費されてきた普通酒です。色は透明、香りは穏やか。雪解け水のようなサラッと清らかな口当たり。
綺麗ながらも、米の甘味をコクを残し、さわやかに切れる淡麗辛口。サラッとして綺麗な酒。
総じて綺麗な酒でであり、スイスイ飲めてしまいますが、アルコール度数は15度台ですので単に軽い酒で収まっていません。
地元の新潟で愛されている淡麗辛口の新潟酒の代表のような酒。
目を閉じて、口に含むと残雪が残る魚沼の山々が目に浮かぶ。そんな感じがする酒。
家に居ながらにして、新潟にいるような錯覚に陥る酒です。
燗酒でもいけるんでしょうが、私は個人的に冷やでサッパリ、飲みたいお酒だと思いました。
重たい原酒系のお酒に疲れた方、新潟の普段酒の世界を感じてみたい方にお薦めします。
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 青木酒造(新潟県) |
特定名称 | 本醸造 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.kakurei.co.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:麹:五百万石 掛:こしいぶき ■精米歩合:65% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |
受賞歴・マスコミ紹介
青木酒造「雪男プロジェクト」で二つの社会貢献
青木酒造は、「鶴齢」の地元である南魚沼郡塩沢の出身でありソチ五輪のスキー女子ハーフパイプ競技で銅メダリスト、小野塚 彩那(おのづか あやな)選手を応援しています。
また、毎年繰り返される山の事故防止のお役にたてればとの想いから、2010年より『南魚沼地域山岳遭難防止対策協議会』へ寄付活動を行っています。
どちらも「雪男プロジェクト」として「鶴齢 雪男」シリーズの売上の一部を活動資金として寄付しています。
当店では雪男シリーズとして「鶴齢 辛口 雪男」のほかにも、「鶴齢 純米酒 雪男」、「鶴齢 雪男 純米酒 発泡にごり」を取り扱っております。