特別な日をより特別に!白鶴錦の気品溢れる美しさが魅力! ◇作 なぐわし 佐用 白鶴錦 2022 750ml
商品説明
《特別な日をより特別に!白鶴錦の気品溢れる美しさが魅力!》
「作 なぐわし」は酒米の産地をフィーチャーしたシリーズです。
「なぐわし」とは「名細し」と書き、名前が美しい・名高いという意味の言葉です。
では、名とは何を表しているのか。
この答えがこのシリーズのテーマです。
名とは、酒米の産地を指しています。
「なぐわし」シリーズの詳細をお伝えする前に簡単にこのシリーズの特徴をご紹介いたします。
「なぐわし」シリーズは「作」のメインの商品と異なり、香りが穏やかな酵母を使用されています。
これにより、購入されたらすぐに飲む、だけでは無く、長期的に保存し、特別な日に開栓して飲む、こういった飲み方が出来る酒質に仕上がっているのが特徴です。
それでは、作用町(さようちょう)の白鶴錦についてご説明いたします。
兵庫県佐用郡佐用町(ひょうごけんさようぐんさようちょう)は兵庫県の南西、岡山県との県境にある町です。
町の約8割を山林が占める盆地で、秋の終わりから冬に掛けて見ることが出来る作用の朝霧の美しさで有名です。
この作用町で取り組まれているのが白鶴錦の栽培。
大手酒造メーカー「白鶴酒造」が開発に携わった米です。
白鶴錦は酒米の王者と称される山田錦の弟に当たる米で、山田穂と渡船2号を交配させ、2003年に誕生しました。
(本来、山田錦のお父さんは短稈渡船なのですが、現存しないので、近縁に当たる渡船2号が採用されました。)
山田錦より心白が大きく、背丈が低くて倒れにくい。
また、たんぱく質が少なく、山田錦より味わい豊かなお酒に仕上がる傾向にあります。
山田錦が山田穂の特徴を色濃く受け継いでいるのに対し、白鶴錦の特徴は渡船にとてもよく似ています。
この良質な山田錦の弟が注目されることになったのは誕生から10年後の2013年。
東京都、いや全国的に有名な地酒専門店、「はせがわ酒店」の長谷川浩一社長が山形県の「高木酒造」に紹介されたことで徐々に広がりました。
「高木酒造」と言えば、入手困難な地酒の代表格、「十四代(じゅうよんだい)」で有名な酒蔵。
「十四代」で白鶴錦が採用されたことで白鶴錦の輪は一気に広がり、現在、10を超える酒蔵で白鶴錦の酒が造られています。
そのうちの1社が「清水清三郎商店」です。
「なぐわしの白鶴錦」は香りの質が華やか系というよりは、エレガント系。
ほんのり柑橘系や青いバナナやメロンの香りを纏っています。
透明感溢れる酒質の芯に米味があり、これが早飲みタイプでは無いことを証明してくれています。
あまり冷やし過ぎずに大きめのボウルのワイングラスで飲んで頂くことをおすすめいたします。
「なぐわし」にはヴィンテージが表記されています。
このヴィンテージは上槽された年度(搾られた年)を表していて、日本酒業界で主に用いられている酒造年度(BY)とは異なります。
このことからも、ヴィンテージに縁がある方へのプレゼントや、特別な日まで大切に保管し、ここぞという時に開栓して頂くといったご用途にお使い頂くこともおすすめいたします。
酒米の産地をフィーチャーしたシリーズ「なぐわし」
兵庫県南西部の佐用町で栽培された酒米の王者の弟「白鶴錦」の美しさを表現した酒。
「作 なぐわし 佐用 白鶴錦」
是非お試し下さい。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 750ml |
製造元 | 清水清三郎商店(三重県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://zaku.co.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県佐用産白鶴錦 ■精米歩合:45% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |