
美しい土地に敬意を込めて醸す。東条の土に宿る、米と酒の神秘。 ◇作 なぐわし 東条 山田錦 2024【2025年3月蔵出し】 750ml
商品説明
《土地と米に、時のロマンを宿す日本酒。》
「作 なぐわし」シリーズは土地に敬意を表して醸された日本酒です。
酒名に使われている「なぐわし」という言葉は、古代の日本語。
「名細し」と書き、土地を褒めたたえるときに使う形容詞です。
「素晴らしく高貴である」「名前が気高く美しい」、まさに美しい地に贈る、称賛の言葉。
蔵元が「なぐわし」と讃えた土地、それが
佐用(さよう)・東条(とうじょう)・鈴鹿(すずか)。
それぞれの土地で育まれた個性豊かな酒米と、清らかな水、風土の恵みを大切に、一本一本丁寧に仕込まれています。
このシリーズは「作」のメインの商品とは異なります。
四季醸造によって常に新酒を出荷するこれまでの「作」と異なり、ビンテージが付けられた年に一度の醸造。
香りが穏やかな酵母を使い、熟成させて美味しい酒に仕上げています。
すぐに楽しむののも良し、時間をかけてゆっく楽しむ事もできる日本酒です。
ラベルにはヴィンテージ(上槽年)が明記されており、
“開けるその日”が、より特別な一日になるよう設計されています。
香りを控えめに、品格は高く。
日本酒に、時間と場所の価値を加えたシリーズです。
《東条の土に宿る、米と酒の神秘》
「東条」その名を聞いて、すぐに場所が浮かぶ人は少ないかもしれません。
兵庫県加東市
のどかな丘陵地に広がるこの地は日本酒に携わる人々にとって“山田錦の聖地”。
酒米の最高峰「山田錦」が、最も美しく育つ奇跡の土壌と気候を持つ地域です。
風は穏やかで、空気は澄み、豊かな水が地中を潤します。
この静けさと豊かさが、米に“神秘的な力”を与えるのではないでしょうか。
そんなことを思わせる土地の美しさが、この酒の根底にあります。
「作 なぐわし 東条 山田錦 2024」は、日本一と名高い東条産山田錦を全量で使用。
半分以下になる精米歩合は45%まで磨き上げて造った純米大吟醸酒です
香りは上質で穏やか。
ふんわりと優しい吟醸香が広がり、甘味を主体としながら、米の旨味がほのかに感じられます。
全体の印象は、しなやかで、包み込まれるような優しさ。
大切な記念日、贈り物、特別な夜にそっと添えたくなるような一本。「これぞ、東条の美」と感じていただけるはずです。
《飲み方・楽しみ方:温度とグラスで味の景色が変わる。》
ぜひ、大きめのボウル型ワイングラスで香りを存分に楽しんでください。
この酒の魅力は、温度によって変化する“表情の豊かさ”。
決まった飲み方が正解ではありません。
ぜひ、ゆっくりと温度の変化を楽しんでみてください。
・冷酒(10℃以下): キリッと引き締まった味わいに変化し、よりシャープな印象に。
・やや冷(12~15℃)): 上品な吟醸香が柔らかく広がり、酒の甘味と米の旨味が調和します。
・常温(20℃前後): 香味がふくらみ、まるで果実のような深みが現れます。
おすすめは、冷酒からスタートして、常温までゆっくりと変化を楽しむ「温度の旅」。
料理とのペアリングも絶品です。
■この酒に合う料理4選:
1.鶏むね肉の塩麹焼き
→ 優しい塩味と米麹の香りが酒と響き合い、後味も爽やか。
2.アスパラガスのバターソテー
→ ほんのりした苦味とバターのコクが、酒の甘味と絶妙に調和。
3.サーモンのマリネ 柑橘風味
→ 香りの相性が抜群。ワインのように、酒の酸味と魚の脂が心地よく融合します。
4.湯葉の刺身と山葵醤油
→ 素材の淡さと酒の優しさが引き立て合い、食中酒として理想的。
食卓の“質”を底上げしてくれる存在感。
一緒に食べる料理まで、美味しくなる日本酒です。
《日本一の米が醸す、品格ある時間。》
「作 なぐわし 東条 山田錦 2024」は、全国で最も良質とされる“東条の山田錦”の美しさを、酒として表現した一本です。
穏やかな香り、優しい味わい、そして奥ゆかしい余韻。
この一本を手にすることで、日々の食卓が上質に変わり、時間が丁寧に流れていきます。
大切な人への贈り物にも、自分へのご褒美にもふさわしい、日本酒の新たな魅力がここにあります。
数量に限りがある貴重なヴィンテージ酒。
どうぞ、この出会いを逃さぬよう、今こそご体験ください。
《保存・発送について。》
この酒は火入れが行われている日本酒ですが、デリケートな商品です。
そのため夏季(猛暑期)はクール便でお送りします。
それ以外の時期は常温配送となります。
クールをご希望の方は「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
常温便をご希望の場合は「常温便チケット」をカートに入れてください。
保存について:スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、極力光が当たらない場所、振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。その場合できるだけ早くに消費下さい。
《「作」を造る清水清三郎商店について》
清水清三郎商店は明治2年、海に近い鈴鹿市若松地区に創業した酒蔵です。
創業者の清水清三郎氏は、網元(あみもと)と呼ばれる漁網や漁船を所有する経営者でした。
蓄えた資金を元に酒造業界に進出したのが始まりではないかと伝えられています。
この地域は鈴鹿山脈からの清冽な伏流水が得られ、伊勢平野からは酒の原料である米が豊富に手に入ります。
さらに造った酒を江戸や大坂へ輸送するための海上交通の港もあり、酒造りにおいてとても恵まれた土地。
かつては多くの酒蔵が並び繁栄していたそうですが、現在では清水清三郎商店が鈴鹿市で唯一の造り手です。
2000年11月、現在の主力銘柄となる「作(ざく)が誕生。
その人気はうなぎのぼり。年々生産量が増え、通年で酒造りを行う四季醸造体制で製造するに至ります。
年間通してフレッシュな新酒が蔵出し酒蔵として更に人気を博しています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 750ml |
製造元 | 清水清三郎商店(三重県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://zaku.co.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県東条産山田錦 ■精米歩合:45% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |