百十郎 蔵元林本店 ひゃくじゅうろう くらもとはやしほんてん
●岐阜の新進気鋭 百十郎。
濃尾平野の北部に位置する岐阜県各務原市(かかみがはらし)。かつて中山道の宿場町、鵜沼宿があった他は大部分が原野だったそうですが、人が少ないということから明治初期に日本陸軍の大砲射撃場が置かれます。
それをきっかけとして、後に軍の飛行場が作られたました。現在は航空自衛隊岐阜基地があります。これに関連し、三菱重工業等の航空機関連部品企業が群立し、航空ショー等も行われる飛行機の街です。
航空産業があることから市の財政指数は1を超えた状態を長年維持。標準以上の行政サービスを提供できる財政力がある豊かな市です。
その各務原に大正9年(1920年)に創業した酒蔵が株式会社林本店です。
●蔵を継ぐことを子供の頃から意識。5代目・女性蔵元へ
岐阜県の新進気鋭、百十郎(ひゃくじゅうろう)という名の日本酒を造る株式会社林本店は、1920年(大正9年)林榮一氏によって創業された酒蔵です。
既にその頃には陸軍の航空基地が存在し、航空隊の発展と事業の発展を掛け「征空」という酒名を命名。軍御用達の酒を納め事業を発展させていきます。
現在の主力銘柄、百十郎は5代目蔵元、林里榮子さんが命名し、2012年3月に全国の地酒専門店向けに立ち上げられた限定流通ブランドです。
蔵の長女として生まれた里榮子さんは、幼い頃から「自分が蔵を継ぐ」ということを意識して育ったそうです。
そして、全国から酒蔵の子弟が集う東京農業大学醸造科に進学し、学年約130人中6人だけが選ばれる「特待生」に4年連続で選ばれ、更に「Brettanomyces属」の研究論文では全日本農会賞の表彰を受けるという輝かしい成績を残し大学を卒業。(特待生に選ばれると学費が半額になるそうです)
営業の勉強ということで大手ビールメーカーで働かれた後、1998年に蔵に戻って来られます。
里榮子さんが蔵に戻って来た当時は普通酒が9割、特定名称は1割しかなかったそうです。(今は特定名称が9割)
●100年経った後でも地元に残る酒を目指す
蔵に戻って来られた当初はネット通販を立ち上げ、楽天市場等で直販を行っておられましたが、2007年に突然、前蔵元から社長を譲り受けることになります。
それがきっかけで全国の地酒専門店に並ぶ銘酒を目指されるようになり、2012年3月に百十郎が誕生します。
「百十郎」の名前は明治?昭和時代に地元で活躍した市川百十郎から取られたものです。
市川百十郎は昭和6年に1000本、翌年には200本の桜の木を境川放水路(現在の新境川)の工事に於いて亡くなられた方の供養にと寄付されます。
その桜は放水路の堤防に植えられ、後に「百十郎桜」と呼ばれるようになりました。
百十郎桜は日本さくら名所100選にも数えられていて、春には毎年20万人を超える人々が訪れるそうです。
市川百十郎が植えた桜がきっかけで沢山の人が集まるように、新ブランドの酒もずっと愛され続ける酒になって欲しい。
里榮子さんは新ブランドを立ち上げる際に、迷わず「百十郎」という名前を思い付かれたそうです。
●百十郎はさらなる飛躍で世界へ
百十郎を造るに当たり、まずは冷蔵設備の増強を行われました。
酒を搾る圧搾機が置かれている部屋を冷蔵に改装されます。
そして、その中に仕込みタンクを入れ、吟醸造りに理想的な温度管理が出来る部屋とされました。
続いて、貯蔵用冷蔵設備を増設されました。
瓶詰めラインをリニューアルし、更に蔵人の仕事の導線の見直し等、色々な取り組みで酒質の向上に繋がる努力されます。
そうすることで、実質上夏季以外は酒造りが行える三季醸造の体制を持つ蔵に整えられました。
そして販売店を1軒、1軒と増やし、現在(2014年)は全国に約60軒の特約店を持ち、更にはアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、シンガポールなど世界7カ国にも輸出されています。
全製造の65%を百十郎が占め、里榮子さんは全国を飛び回るという多忙な日々を過ごされています。
百十郎のコンセプトについて以下のように話されています。
一献の酒を通して安らぎとコミュニケーションを世界中の人々に提供したい。
私たちが目指す「日本酒」の夢はここにあります。「百十郎」はその想いを伝えるための酒です。
日本だけで無く、世界中で愛される銘柄を目指して百十郎は飛躍し続けます。
●店主が百十郎を選んだ理由
私はこれまでに女性が杜氏になられたり、蔵元として仕事されている蔵をいくつか見て参りました。
しかしその多くは結婚して御家庭に入られたり、子育て等で現場から退かれる等、第一線から離れられる方が大半です。男性の世界で若い女性が頑張っているという点だけで注目されているというのが現状で、そう長く続かない所も多いのではないでしょうか?
日本人女性にとってワークライフバランスを保つのは現状まだ難しいものがあります。さらにそれが男社会の日本酒業界となると尚容易で無いことは想像して頂けると思います。
夫である蔵元を裏で支える蔵元の奥様は結構拝見します。しかし、林里榮子さんのような方は大変稀な存在です。
里榮子さんは育児期を終えられ自ら蔵元当主となり蔵人・社員のリーダーとして蔵を切り盛りされています。
仕事に全力投球出来る状態となった後に本腰を入れ蔵を改革し、百十郎というブランドを立ち上げられました。これから更に力を発揮出来る環境が整っています。
毎年設備の増強を行い、様々な限定商品を開発され、常に全国を飛び回り、消費者の前に立って自らの日本酒をPRし続ける姿は、当店が求める新進気鋭の酒蔵の理想的な姿です。
まだまだ発展途上ではありますが、他の銘醸蔵が歩んで来た同じ道を進んでいる蔵、将来有望な蔵として取り扱いを決めました。
何年か後には日本酒ファンに人気の酒となり、次世代のリーダーとして大きく成長されることを、皆様と共に応援して行きたいと思います。
佐野吾郎
地酒.COMは蔵元との太いパイプにより、
商品の安定供給を受けています。
写真中央の方が百十郎(ひゃくじゅうろう)の蔵元・林里榮子代表、左の方が杜氏・坂井俊さん、右はJIZAKE.COMの佐野吾郎です。
百十郎の販売はインターネット通販を代表する佐野屋が蔵元に代わって責任を持って行わせて頂きます。
当店は蔵元との太いパイプにより、商品の安定供給を受けております。
インターネットで百十郎(ひゃくじゅうろう)をお求めの際は、是非とも地酒.COM、佐野屋をご利用下さい。
各種メディアの取材には喜んでご協力させていただきます。
取材のご依頼は「お問い合せフォーム」から。
またはお電話(072-840-2920)で。
地酒.COM 佐野屋は話題性のある酒蔵の情報を御提供致します。メディアの皆様の取材に御協力させて頂きます。

2022年 4月
●「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022」で銅メダル受賞!
2022年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2022」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、純米吟醸の部において「百十郎 時代 山廃純米」が銅メダルを受賞しました。
2020年8月
●「KURA MASTER 2020」にてプラチナ賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
2020年8月31日、パリ市内で開催された「第4回KURA MASTERコンクール」は4名のMOF(フランス国家最高優秀職人章)ソムリエを含む、トップソムリエら51名の審査員が参加。
824銘柄の中から純米酒部門において「百十郎 山廃純米」がプラチナ賞を受賞しました。
2020年 8月
●百十郎が「Discover Japan(ディスカバージャパン)9月号」に掲載!
日本文化の情報誌「Discover Japan(ディスカバージャパン)」の9月号は夏のお取り寄せ特集。
その中で夏の味覚と楽しむペアリングの日本酒として「百十郎 純米吟醸 南の風-South Wind-」と「TERA Life is good! 」が紹介されました。
2020年 5月
●「無添加 SAKE」プロジェクトが経済産業省「JAPAN ブランド育成支援事業」に採択!
林本店は醸造において日本を代表する名水と岐阜県産の米、乳酸菌による次世代無添加製造法と言われる「トリプル発酵製法」を使用。「天然」「無添加」「発酵食品」「必須アミノ酸」といった優れた点を持つ日本酒は、健康志向のアルコール飲料として見直されています。
そうした健康志向の取り組み「無添加Sake」プロジェクトが経済産業省が推進する「JAPAN ブランド育成支援事業」全国・海外展開等事業に採択されました。
林本店独自の無添加乳酸菌発酵製法による日本酒造りには「百十郎 純米吟醸 青波(あおなみ)-Blue Wave-」、「百十郎 純米吟醸 南の風-South Wind-」、「百十郎 純米吟醸 無濾過生原酒 白炎(びゃくえん)」などがあります。
2016年 11月
●『岐阜新聞』にて百十郎白炎が紹介
『岐阜新聞』にて百十郎 純米吟醸 無濾過生原酒 白炎が紹介されました。
2016年 4月
●漫画『いっぽん!!しあわせの日本酒』にて百十郎 黒面が紹介されました!
集英社『グランドジャンプ』(2016年4月6日号)連載中の漫画「いっぽん!!しあわせの日本酒」にて百十郎 黒面(くろづら) 純米大吟醸が紹介されました。
2015年 10月
●『日刊ゲンダイ』にて百十郎が紹介。
『日刊ゲンダイ』にて百十郎がオススメの変わりダネ日本酒として紹介されました。
2015年9月
●中日新聞の経済総合欄に林本店の特集!
中日新聞の経済総合欄に林本店が特集されました。
2015年 5月
●蔵元がBS朝日「オトナの社会科見学」に出演!
「ニッポンの美酒!極上の酒づくり」がテーマ。林本店蔵元の林 里榮子さんが岩手の南部美人の蔵を訪問。酒造りにこだわる職人たちと、酒に懸ける熱い思いを語り合っていました。
2015年3月
●がんばる中小企業・小規模事業者300社に選ばれました!
中小企業庁は、革新的な製品開発、創造的なサービスの提供等を通じて、地域経済の活性化や海外での積極的な販路展開に取り組む中小企業・小規模事業者、また、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝らした取組により、地域コミュニティの担い手として商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街の取組事例を「がんばる中小企業・小規模事業者300社」及び「がんばる商店街30選」として選定されました。
2015年 3月
●春の酒蔵まつりの記事が岐阜新聞に掲載されました。
2015年3月28日、29日、第15回春の酒蔵まつりを開催。新酒4種類の飲み比べ等で賑わった様子が地元岐阜新聞に掲載されました。
2014年 8月
●アメリカ「Asian Times」より取材を受けられました!
2014年8月7日アトランタにて、
「Asian Times」より単独インタビューを受けられました。