《飲めば分かる！単なる夏のお酒とは完成度が違う！》

最初の1杯はキリッと引き締まったお酒が美味い！

そして、お料理をより美味しく食べさせてくれるお酒なら言うこと無し！

「車坂の涼の純米酒」は正しくそんなお酒です！

「涼の純米酒」って名前ですから夏商戦を意識されたお酒です。

ですが、私は夏だけで終わらせるのは勿体ないって思っています！

それくらいバランスの良いお酒なんです！

このお酒はズバリ若い！

若いって書くと未完成みたいに聞こえるかも知れませんが決してそんなことはありません！

人間と同じです。

若い時には若いなりの、年を重ねれば年を重ねたなりの良さがあります。

「涼の純米酒」は若い時にリリースすることを想定して酒質が設計されています。

ですから、まだ味が乗り切っていないのでドライですし、若さ故の苦味や渋味もあります。

それが良い味出してるんです。

苦味や渋味にも良い物と悪い物があります。

このお酒から感じられるのはもちろん、質の良い苦味・渋味。

ドライなお酒に幅を持たせ、尚且つ清涼感を演出。

単にドライなだけの夏のお酒とは訳が違います！

また、若いなりにお米の旨味がほのかに感じられ、全体のバランスがとても整っています。

と、ベタ褒めして参りました。

なので、私は「涼の純米酒」が夏のお酒で終わるのが実に惜しいと思うのです。

「涼の純米酒」は食事の前半のお料理の時には特に大活躍してくれます。

多くの方が冷酒で飲まれると思いますので、私は敢えて違う提案もさせて頂きます。

それは、ソーダ割りとお燗。

両極端ですが、ドライな味わいに更に爽快感をプラスするソーダ割り。

逆にガツンと熱くすることで若さを補い大人な味に仕上げる。

どっちもアリです！

1本で通すなら、ソーダ割りから入って、余り冷やし過ぎない冷酒、ガンガンに熱くしてからの燗冷まし。

この流れがオススメです！

とにかく、完成度が高い！

「車坂の涼の純米酒」

オススメです！

(文章：金巻 忍)