酒米の王者、山田錦の弟、白鶴錦の美味さが引き出された美酒! ◇雨後の月 白鶴錦 純米大吟醸 1800ml
商品説明
《酒米の王者、山田錦の弟、白鶴錦の美味さが引き出された美酒!》
酒米の王者として地酒界に長く君臨し続けている山田錦。
その一方で、将来を見据えて、山田錦の後継品種が各地で開発されています。
これまで、山田錦の子や孫は次々に開発されているのですが、兄弟品種はたった1つです。
それが、「白鶴錦(はくつるにしき)」
白鶴?何か聞いたことあるなぁ、って思われた方。
そうです!
白鶴錦は神戸市東灘区の大手酒造メーカー、「白鶴酒造」が開発されたお米なのです。
山田錦の弟、白鶴錦で仕込まれたお酒に興味のある方には是非飲んで頂きたいお酒です。
さて、その白鶴錦ですが、1995年に開発が開始されました。
山田穂(やまだぼ)と渡船2号を交配し、選抜固定の栽培を繰り返すことで、2003年に誕生したのが白鶴錦です。
本来、山田錦のお父さんは短稈渡船なのですが、現存しないので、近縁に当たる渡船2号が採用されました。
山田錦より心白が大きく、背丈が低くて倒れにくい。
また、たんぱく質が少なく、山田錦より味わい豊かなお酒に仕上がる傾向にあります。
山田錦が山田穂の特徴を色濃く受け継いでいるのに対し、白鶴錦の特徴は渡船にとてもよく似ています。
この良質な山田錦の弟が注目されることになったのは誕生から10年後の2013年。
東京都、いや全国的に有名な地酒専門店、「はせがわ酒店」の長谷川浩一社長が山形県の「高木酒造」に紹介されたことで徐々に広がりました。
「高木酒造」と言えば、入手困難な地酒の代表格、「十四代(じゅうよんだい)」で有名な酒蔵。
「十四代」で白鶴錦が採用されたことで白鶴錦の輪は一気に広がり、現在、10を超える酒蔵で白鶴錦のお酒が造られています。
その1つが今回ご紹介する「雨後の月」
香りは爽やかでやや甘いニュアンスがあり、まるで巨峰のよう。
飲んでみると、お米の旨味を程よく感じ、フワッと膨らみます。
やがて、流れるようにスーッと引いて行きます。
全体的には飲みやすく仕上げられているのですが、適度な飲み応えもあり、完成度がとにかく高い!
白鶴錦の美味さと上品さが見事に引き出されているのが十二分に伝わって来ます。
それと同時にどんなお米でも持ち味を引き出して来られる「雨後の月」のクオリティの高さを改めて感じました。
山田錦の弟、白鶴錦の美味さを皆様にも是非味わって頂きたい!
「雨後の月の白鶴錦の純米大吟醸」
オススメです!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 相原酒造(広島県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.ugonotsuki.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県産白鶴錦 ■精米歩合:48% ■アルコール度数:度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |