プチ贅沢なひと時が楽しめる!豊賀の純米大吟醸! ◇豊賀 黒ラベル 美山錦49% 純米大吟醸 長野D酵母 中取り無濾過生原酒 2023 720ml
商品説明
純米大吟醸というと特別な日のお酒というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回御案内するお酒は特別な日はもちろん、最近流行りの「プチ贅沢」として日々の晩酌でも楽しんで頂ける「リーズナブルな純米大吟醸」です。
高沢酒造さんは25BYから精米歩合を見直されることになり、純米大吟醸は39%と49%の2種類があったのですが、49%に統一されることになりました。
その辺りの経緯に付いて高沢さんに伺ってみたところ、高沢酒造は、あらゆるクラスの商品をフルラインナップで展開するよりは、小規模で限られた生産量ならば、お手頃で高品質な商品に特化して展開するポジションでありたいと話して下さいました。
高品質なお酒がお手頃価格で飲めるというのは消費者にとってはとても嬉しいことです。
しかも、このお酒、ただリーズナブルなだけではありません。
良質な長野D酵母が入ったそうで、そのポテンシャルの高さを十二分に引き出せた自信作とのこと。
酵母はお酒の香味を左右する重要なファクターの1つ、期待が高まります!
早速開栓しました。さすがは直汲の無濾過生原酒。まるで醪のタンクの前に瞬間移動したかのような甘く爽やかな香りです。
そして、一口含むと今度は信州のリンゴ畑に瞬間移動。
もぎたてのリンゴを頬張った時のジューシーさそのものです。
さらに飲み進めると、新酒特有の若々しさ、苦味も顔を覗かせ、やがて乳製品を連想させるコクを感じます。
ここでアテがひらめきます。
夜中の試飲だったのでアテは簡単なもの、リンゴと好相性の乳製品ということでカマンベールチーズを冷蔵庫から取り出します。
チーズを一口、続いてお酒を一口、チーズの塩分と豊賀らしい甘味と酸味、酵母由来のリンゴの香りが見事に調和。
余りにピッタリだったのでテンションが上がってしまいました。
続いてお燗も試してみます。これがまたスゴい。
新酒の荒さ、苦味が和らぎ、ジューシーさとコクがさらに増します。
豊賀の素晴らしさは単に甘酸っぱいだけではなく、旨味が屋台骨となって支えている所にあると思います。
この旨味のおかげで酸味が際立ち過ぎず、凝縮感があるのに円やかさを感じる、とても贅沢なお酒です。
お燗にすることで一足お先にこのお酒がどういう熟成を遂げるのかを覗かせて頂きました。
新酒のフレッシュな味わいとはまた違う凝縮感が今後のリリースで味わえることでしょう。
今年の豊賀も大注目です。
頑張った自分へのご褒美として、1日の疲れを癒やすプチ贅沢なお酒として是非飲んで頂きたいお酒です。
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 高沢酒造(長野県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://members.stvnet.home.ne.jp/yonekawa/ |
■甘辛:フルーティー ■原料米:美山錦 ■精米歩合:49% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:±0 ■酸度:1.6 |