《こちらは限定の樽熟成バージョンです！》

樽熟成による香り、味わいの変化をお楽しみ下さい。

《精米の大切さを証明する酒！東京精米88！》

今回の商品は驚きの企画です！

福島県喜多方産の山田錦を東京に運んで精米。

そして、福島県会津坂下町の「曙酒造」で酒に仕上げる。

精米の為にわざわざ山田錦が旅をしているのです！

それはなぜか。

凄腕のお米屋さんが特殊な精米機を用いて適切に精米する為です。

「敢えて磨かなくても澄み切った酒が出来る」

「天明」のチャレンジタンクもとうとう仕込みの域を越え、精米にまでこだわられることに！

ところで、皆様、精米歩合って気にされますか？

精米歩合とは玄米を100%として、どれだけ米を磨いているかということを数値化した物です。

例えば、60%精米だと、玄米を40%磨いているということになります。

近年は精米の技術が上がっているので、20%台は当たり前。

何と精米歩合が1%のお酒もあります。

1%を切る精米歩合の酒が登場する日も遠くないのではないでしょうか。

逆にあまり磨いていない米で造られた酒もあります。

中には全く磨いていない、玄米で仕込まれた酒まで。

どちらが良いとか正解とか、そういうことではありません。

どんな酒に仕上げるか、それによって変わるのです。

今回ご紹介するのは、「あえて磨かない天明」

名前の通り、あまり磨かれていない米で造られた酒です。

精米歩合は88%。

88%って言われてもピンと来ない方もいらっしゃるかも知れません。

分かりやすく例えると、我々が普段食べている白米の精米歩合は約90%ですから、それとほぼ同じです。

なぜ米を磨くのか。

それは、米の表面を磨くことによって、脂質やたんぱく質を取り除き、酒に雑味を出さないためです。

しかし、一方ではあまり磨き過ぎると旨味が出ないということで、敢えてあまり磨かず、しっかりと旨味のある酒もあります。

今回の「あえて磨かない天明」はこのどちらにも当て嵌まらない酒です。

あまり磨かれていない米で「天明」の特徴である透明感を出す。

なかなか高いハードルへのチャレンジです。

今回のチャレンジに採用された米は喜多方産の山田錦。

そして、冒頭で触れたように、特殊な精米方法で磨き上げられました。

まあ、まずは飲んでみて下さい。

飲むのが一番！

ビックリされる方が多いハズ！

低精白の米からこんなにも澄み切ったお酒が出来るだなんて！！

前作でも十分驚いたのですが、今回は更に！

やっぱり精米って大切なんだなと再認識することが出来ました！

恐らく、これまでに数多くの酒を飲んで来られた方や、この酒の情報を持っていらっしゃる方になればなるほど驚かれると思います。

逆に「天明」好きな方なら「天明」らしい酒として案外すんなり受け入れられるかも知れません。

「天明」らしさ全開！

透明感。

甘味。

美しい酸。

キリッと引き締まる清涼感。

米ときっちり向き合っていることが飲めばきっとお分かり頂けると思います。

甘い酒が増えて来た中、甘い、だけで終わらない所が「天明」の最大の長所。

甘味の質、酸の質が良い。

それが「天明」

「天明」の挑戦はまだまだ続きます！

(文章：金巻 忍)