《掌玉(しょうぎょく)のリリースは醸造技術向上の証！》

一時、リリースを休止していた「天明」の最高峰「掌玉(しょうぎょく)」

「掌玉」は出品酒と同じ仕込み方法である、大吟醸の斗瓶取りの3年熟成。

技術力、醸造精度に更に磨きを掛け、「掌玉」をリリースするに値する自信が付いた後の再開に向けて充電中でした。

つまり、「掌玉」のリリースは「曙酒造」の技術力向上の証とも言えます。

それでは、これより「天明の最高峰、掌玉」をご紹介致します。

「掌中の珠(玉)」という言葉があります。

これは直訳すると手の中にある珠(玉)。

更に、最も大切にしている物、最愛の子という意味もあります。

蔵にとってお酒は我が子同然。

どのお酒も大切な子供。

そんな大切なお子さんを酒販店は各蔵からお預かりし、皆様にお届けしております。

中でも「掌玉」は大切に磨き、育てた蔵の最高峰！

どれだけ熱い想いが詰まったお酒なのか、お分かり頂けるのではないでしょうか。

また、「掌玉」にはサブタイトルがございます。

それが「mellowness reborn(メロウネスリボーン)」

「mellowness」には豊かさ、円熟、甘美、豊潤などの意味があります。

そして「reborn」は生まれ変わり、再生。

熟成による円熟味、未知の可能性を「mellowness reborn」という言葉に込めました。

次にお酒のご説明に入ります。

「掌玉」は大吟醸の斗瓶取りを3年熟成されたお酒なのですが、全てこのお酒の為に専用設計された特別なお酒です。

このお酒は「曙酒造」で通常販売されている大吟醸では無く、熟成向きのお米を熟成向きに仕込まれた「掌玉」の為の大吟醸。

以前は0度で熟成されていたのですが、再開後はマイナス7度の超低温の瓶貯蔵！

まあ、これでもか！と、大切に大切に温め、いや、冷やし続けた(笑)お酒です。

私がいつも「天明」をオススメするのは、甘過ぎないこと、透明感に溢れ、お酒の芯が強く、酸の質が良いこと。

明らかに熟成向きのお酒です。

ギフトに最適の仕様ではありますが、是非、ご自身でも飲んで頂きたい！

「掌玉」のリリースは酒質向上の証！

よろしくお願い致します。

(文章：金巻 忍)