《「天明　新米新酒中取りシリーズ」のアンカー「中取り伍号」》

「天明」の人気シリーズ「新米新酒中取り」もあっと言う間にラストの御案内です。

アンカーを務めますのは「中取り伍号」

福島県初のオリジナル酒造好適米「夢の香(ゆめのかおり)」の純米酒です。

地元会津のみずほ農園で栽培された夢の香を65%精米し、「曙酒造」の自社酵母NATSUKIで醸されました。

このお酒のコンセプトは「地元産米夢の香、未来へ向け新しいチャレンジ」です。

《「夢の香(ゆめのかおり)」とは》

「夢の香」について御説明致します。

「夢の香」は福島県初のオリジナル酒造好適米です。

従来の五百万石より優れた品種を開発する為に、福島県農業試験場において、出羽燦々と八反錦1号を人工交配し、10年の歳月を掛けて個体を選抜、育成されました。

五百万石同様に心白があり大粒で、吸水性が良く溶けやすい軟質というのが特徴です。

《「中取り伍号」の味わい》

開栓し、グラスに注ぐと桃のような優しく甘い香りに包まれます。

確かに香り高い。

一口飲むとジューシーで甘味と旨味がグッと広がります。

新酒らしい苦味もあり、酸もしっかり効いていることもあって後味は意外とスッキリです。

やっぱり酸のしっかりしたお酒は飲みやすく、飲み応えもあり、飲み進む。

春野菜と一緒に飲んだら止まらないです！

《さすがはアンカー》

「中取りシリーズ」はどれも特徴があって良かったです！

しかし、さすがはアンカー！伍号は特に良かった！

華やか、甘い、旨いだけで終わらず、酸がキレイでしっかり効いていて。

「未来へ向け、新しいチャレンジ」

「天明」の酒質はより洗練され更に素晴らしいお酒になるのでしょう。

「中取り伍号」は今後の展開が楽しみになる1本です！

(文章：金巻 忍)