疲れた身体に染み渡る、低めの度数に抑えた玉川の山廃純米酒 ◇玉川 自然仕込 山廃純米酒 やんわり 1800ml
商品説明
《低アルコール、かつ、味が濃い。》
店主は、かねがね思っていた事があります。
日本酒はアルコール度数が13度くらいまで低くなると、格段に飲みやすくなります。
しかし実際に13度台以下になると、味が薄っぺらく頼りなくなってしまいます。
もしアルコール度数が13度以下でも、原酒のような味の濃さ、強さとを維持した酒が造る事が出来たら・・・。
単に度数が低いのではなく、飲んでいても度数の低さが感じられない酒を造る事が出来ない物だろうか?
丁度そんな事を考えている矢先に、玉川から新商品「やんわり」の案内をいただきました。
《玉川の山廃純米酒の持ち味は健在です》
このお酒は毎日の晩酌向けとして、燗酒向けに開発された商品です。
一番の特徴は、アルコール度数を12.8%と、かなり低めに抑えていること。
「やんわり」の名が付く通り、従来の玉川の濃く強い味とは対照的に、穏やかで優しい味をコンセプトとした酒です。
グラスから漂う香りは、やんわりとした印象は無く、むしろ玉川の酒を感じさせる濃厚なタイプ。
華やかな香りではなく、米の存在を感じさせる純米酒の素朴な香り。
口に含んだ第一印象は、舌を滑るように流れる軽快な感じ。やはり12.8度まで割り水した為、口当たりは軽快です。しかしベースが味のある酒故に、舌の上で程よい旨味が次々に浮かんでくるように現れます。
ベースとなっているのは「特濃クラスの味わい」を持つ、玉川の山廃純米酒ですので、少々割り水したくらいでは味が崩れません。むしろ並の濃度に落ち着いて、ちょうど良いのでは?と思わせます。
常温、もしくは温燗がお勧めです。
《疲れている時に、ほっと一息つける優しい酒》
玉川の営業の方に、このお酒が誕生したいきさつを聞いたのですが、ハーパー杜氏が「仕込み時期でも飲めるお酒が欲しかった」のがきっかけ、ということです。
酒造りの仕事は朝も夜もなく、肉体的にたいへん負担のかかる重労働です。
特に冬の最盛期ともなると、毎日気の抜けない作業と管理の連続。さらに日々の疲労が蓄積されていきます。
「酒蔵の楽しみ」と言われるしぼりたての原酒は、そんな疲れ切った時にはあまり飲みたいとは思いません。
そこで、アルコール度数を低く調整し、かつ、味がしっかり感じられるお酒として「やんわり」が開発されました。
飲食店でこの酒を出されたら、結構飲んでしまうかもしれません。
毎日のご家庭での晩酌として気軽に飲んでいただけるようにと、販売価格を極力抑えた設定にしており、ご家庭での晩酌酒としてはもちろん、業務店様にも喜んでいただける価格を実現しています。
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:北錦 ■精米歩合:66% ■アルコール度数:12.8度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |
受賞歴・マスコミ紹介
『日刊ゲンダイ』にて玉川 やんわりが紹介されました。
2015年10月、『日刊ゲンダイ』にて玉川 やんわりが
オススメの変わりダネ日本酒として紹介されました。