昭和男の、昭和男による、昭和男のための秋上がり! ◇玉川 純米吟醸 あきこ
商品説明
《冷やおろしの制限を超え更に深みを増した秋酒の登場》
春に誕生した新酒が、飲み頃を迎えた秋に出荷される酒を冷やおろしといいます。
しかしよくよく考えると春から秋までの熟成って短くないですか?
そう考えたのが玉川を造る木下酒造。
木下酒造は数年熟成させた酒を通常出荷している蔵。
この蔵にとって春から秋までの熟成では十分どころではなくまだ若い方。
しかし冷やおろしの定義にそって酒を出荷するとなると、この蔵にとっては若い酒を出荷することになるわけです。
そこで「冷やおろしとは名乗れないけど、秋の料理に合わせたくなる納得した熟した美酒を出荷しようぜ!」という事で、冷やおろし真っ盛りの秋に出荷された酒が「あきこ」です。
《昭和男が企画、昭和男が命名 酒名「あきこ」誕生の秘話》
冷やおろしと名乗れない秋酒。どういう名前を付けようか?
蔵元と社員一同、考える訳ですが良い名前が思い浮かびません。
けど何かしら名前が必要。
時間切れが迫る中、木下酒造の営業部長、橋本秀樹氏が「あきこ」はどうですか?の一言。
この言葉に木下蔵元は思わず苦笑い。
春には「はるこ」夏には「なつこ」って続編もできる!
って話になったかどうかはわかりませんが、当に昭和世代が考えそうな酒名!
しかしあきこを超える案が思い浮かばなかった事から「あきこ」が誕生しました!
余談ですが、皆様は「あきこ」と聞くと誰を想像しますか?
店主は雛形あきこ、家内の雅子はフィギュアスケートの鈴木明子。藤井は和田アキ子と答えました。(笑)
《「あきこ」はどんな味の酒?飲み方は?》
まず秋子のスペックを簡単に紹介します。
原料米はこの蔵の主力となる五百万石を使用。
今年度の純米吟醸酒に5年以上熟成した純米吟醸をブレンド。アルコール度数は14度代に調整。
味に深み・奥行きを出すの同時に、アルコール度数を少し下げることで飲みやすい重さに仕上げました。
軽快ながらも味の奥行きが感じられる、日常の食中酒として楽しみたたくなる純米吟醸です。
オススメの温度は店主的には常温がオススメ。
冷やおろしとは、そもそも酒が常温の時に冷たく感じる季節に出荷される酒のことを言います。
なので常温で少し冷たいと感じる温度で飲みたくなる味です。
温燗も良いかな?と思いますがお好みで。
燗にすると更に飲みやすくなるので720mlだとすぐに空になってしまうのかなーって思います。
秋から冬にかけて登場する様々な食材。
それらを美味しくさせる酒は味のコンタクトポイントがたくさんある酒です。
玉川のあきこは、そんないろんな料理に合わせやすい日本酒。
昭和男が企画、昭和男が命名した昭和男による酒。
昭和男だけではなく昭和女、平成男、平成女もぜひお飲みください!
そして全国のあきこさんにもぜひ飲んでいただきたい日本酒です。
注釈:この酒は製造の過程では一般的な冷やおろしとは異なります。しかし過程は異なれど「秋に熟して落ち着いた酒を楽しみたい」というゴールは同じです。なので冷やおろしのカテゴリーページにも登録しております。
冷やおろしの定義は業界できっちり決められたものがありません。過去の慣習をそれぞれの蔵が解釈・判断したうえで冷やおろしとサブネームを付く酒を製造しています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛: ■原料米:五百万石 ■精米歩合:60% ■アルコール度数:14度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |