◇玉川 自然仕込 山廃純米酒 玉栄 無濾過生原酒[2024年蔵出し新酒]
商品説明
《鍋料理と飲んだら美味しいだろうな!そう思い仕入れた酒》
玉川の自然仕込み(山廃)は味が面白い。
熟成し花開く様々な味を楽しむのもよし。
新酒の頃の飲みやすさの中に芯がある強さを楽しむのもよし。
この無濾過生原酒の良さ。
それは飲みやすい上に骨がある事。
日本酒の良さがわかり、そろそろ初心者を脱しようという方から。
様々な酒を飲んできた酒徒の皆様まで。幅広い日本酒ファンに楽しんでいただける酒です。
私自身「この酒を鍋料理にあわせて飲んだら美味しいだろうな」と思う味の好奇心にひかれ仕入れました。
《自然仕込 山廃純米酒 玉栄のご紹介》
この酒は2024年1月に誕生した新酒です。
割り水をせず、炭素濾過なども行わない「無濾過生原酒」で出荷されています。
無濾過生原酒の良い点は初心者でも味の違いがわかりやすいこと。
味に密度があるので一口あたりの満足度がたかいところ。
使用する原料米は滋賀県で作られた「玉栄(たまさかえ)」という酒造好適米。
玉川の人気商品「アイスブレーカー」の原料米を手掛ける農家、清水さんが栽培した米。
杜氏のフィリップ・ハーパー氏の「清水さんが作った玉栄で酒を造りたい」との要望で、この酒が生まれました。木下酒造では「玉栄」を用いるのは初のチャレンジとのことです。
製法はこの蔵で「自然仕込」と呼ばれている、培養酵母を使用せず、蔵に住む自然酵母でだけで作った山廃仕込み。
食中酒が大好きな酒通の日本酒ファンなら飲みたくなるスペックです。
《自然仕込 山廃純米酒 玉栄の楽しみ方》
飲む温度ですが、店主が飲むなら常温、もしくは温い燗酒。
冬場だと常温でも酒は程よく冷たいので飲むのに適温かと思います。
冬は鍋料理が多いので、その際は少し温めて飲みたいと思います。
《店主のテイスティングレポート》
新酒の軽さはありません。しっかりと強い酒。
ただこの蔵の熟成した原酒と比べるととてもキレイで飲みやすい味わいです。
これから様々な味が出る以前の状態なので万人受けしやすい原酒かと思います。
原料米の玉栄の特徴が出ている酒だと思います。酸を伴ったまったりした甘み。雄町の甘さとは違う甘みです。このあと、同じ自然仕込みで込め違いのシリーズが出荷されるので米の違いによる味の変化を楽しめる酒です。
開封直後は新酒のフレッシュ感が味わえます。開封後の耐性にも優れた酒でデキャンタージュ(空気に触れさせることで起こる味の変化)が楽しめる酒です。開封後しばらく経っても、少し落ち着いた新酒の味が楽しめます。
《保存・発送について 常温発送可能です》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
すぐに飲み切る場合・ご家庭で普通に楽しむ場合は必ずしも要冷蔵ではございません。
日本の気候で誕生した日本酒なので、日本の気候への順応性が備わっています。
数ヶ月以上に渡って長期保存をしたい。
テイスティングの会で用いるので蔵から出荷された時の酒質と限りなく同じ状態を保ちたい。
熟成による味の成長速度を遅くしたい。
そういう方は冷蔵で保管下さい。
この酒は、蔵から販売店へも普通便で届けられる商品です。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送が必要な商品ではありません。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。
クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をお買い上げ下さい。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:玉栄 ■精米歩合:66% ■アルコール度数:19.5 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |