無濾過生原酒の新酒だけが玉川ではない!熟成も玉川の魅力! ◇玉川 山廃純米 白ラベル 生 2015BY 720ml
商品説明
《無濾過生原酒だけが玉川じゃない!加水や熟成も玉川の魅力の1つ!》
アルコール発酵の限界に挑んだお酒、「玉川の白ラベル」
近年は原酒でもアルコール度数が15度台も珍しくは無い程、低アルコール化が進んでいます。
そんな中、アルコール20度オーバーの原酒は当たり前なのが「玉川」
中でも「白ラベル」は酒税法上、清酒としてのアルコール度数の限界を突破するものまで。
「玉川」の山廃は全て蔵付き酵母で造られているのですが、いつもどれだけ元気やねん!とビックリしています!
「玉川」の酵母は杜氏のハーパーさんに鍛えられているのでしょうか(笑)
ところで、皆様は「玉川」と言えば無濾過生原酒ですか?
新酒の若さ、ガツンと来る飲み応えも魅力ですが、お酒としては新酒で完成、ではありません。
あくまでも楽しみ方の1つです。
加水や火入れ、熟成もその中の1つ。
今回ご紹介するのは「白ラベル」の加水の熟成。
火入れはしていません。
つまり、生熟成です。
一玉川好きとしても「玉川」と言えば熟成と皆様に訴え続けております。
実際、蔵でも熟成に力を入れていて、新酒を全てリリースせず、一部囲っておいた物をリリースするという流れが出来つつあります。
「白ラベル」の生熟もそんな取り組みの一環です。
原酒と加水を比べた時、普通に考えると、加水の方が薄いように感じませんか?
ですが、これは一概には言い切れません。
加水してあげることで隠れていた味が表れるというのはよくあることです。
特に「玉川」の原酒はアルコール度数が高いのでどうしても辛く感じます。
アルコール辛さに本来の甘味や旨味が隠れてしまうんです。
熟成も同様。
新酒だとどうしても若さ由来の固さが目立ってしまいます。
それが熟成すると味に幅と円やかさが出て来るんです。
「玉川」=新酒・無濾過生原酒だと思っていらっしゃる方、一度生の熟成にチャレンジしてみませんか?
新たな世界が広がるかも知れませんよ。
とは言え、敢えて万人受けしやすい加水火入れでは無く、生熟にされた所がマニアックというか、玉川らしさを感じてしまいます(笑)
生の熟成は好みが分かれますから。
とにかくこのお酒で感じて欲しいのは加水と熟成で更に旨さが増す「玉川」のポテンシャルの高さ。
こんなに素晴らしいお酒、新酒の段階で全てを語るのは余りにも勿体無い。
個人的には冷や(常温)かお燗がオススメですが、お好みで冷酒でも。
常温での追熟も大いにアリです!
ガツンの「玉川」とは一味違う、じんわりスルメ系の「白ラベルの生熟」
是非お試し下さい。
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛:大辛口 ■原料米:北錦 ■精米歩合:66% ■アルコール度数:15.5度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |