《あなたの人生を変える美酒》

「バタフライ・エフェクト」という言葉をご存知ですか？
「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか？」という問に由来するこの言葉。
小さな出来事の発生によりそれが連鎖。全く関連性がないと思われるところにまで影響を与える事をいいます。

「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉がありますが、それに似ているかもしれません。
ブラジルで蝶が羽ばたいたことがいろいろと繋がって行き、その結果テキサスで竜巻が起こるかも？という壮大な話。

そんなバタフライ・エフェクトのような事が起きたのが、この酒を造る製造責任者。
イギリス出身のフィリップ・ハーパー杜氏。

彼はイギリスの名門オックスフォード大学に進学したあと、日本の英語教師派遣プログラムで２年だけ日本に来ることになります。
日本に来た歓迎会で居酒屋で飲んだ一杯の日本酒。
これが彼にとってバタフライ・エフェクトになりました。
２年のプログラム期間終了後、彼は日本に留まり、酒造りの道に進む道を選びました。

居酒屋で出会った一杯の日本酒が、彼のその後の人生を変える！
来日から３０年以上経過した今でも日本で酒造りを続けているイギリス人。
これをバタフライ・エフェクトと呼ばずに何という！

人生を変える１杯の酒。
フィリップ・ハーパー杜氏が造る代表作「玉川　純米吟醸　雄町　無濾過生原酒」もそんな酒のひとつでしょう。

《玉川　純米吟醸　雄町　無濾過生原酒はどんな酒なの？》

玉川の造る酒の中で一番の人気を誇り、誰が飲んでも「美味しい」と思う優等生な酒。
玉川の代表的な酒を受注スタッフに試飲してもらった結果、「一番美味しい」と評価されました。
酒のプロではない女性スタッフの受注チーム全員が一番美味しいと評価した事は、多くの方々に受け入れられやすい日本酒であることだと思います。

程よい甘みがアクセント。トータルバランスが良く、正に良く出来た酒。
玉川の造る酒としては綺麗に出来ているので、誰もが飲みやすい。

それでいて味の密度が濃く、玉川らしいしっかりした要素も健在！この優しい甘みは無濾過生原酒入門者にピッタリ。
味に密度があり、一杯あたりの満足度が高い酒です！

《バタフライ・エフェクトを起こそうぜ！》

この酒を飲めば日本酒が好きになり玉川を好きになるはず。
そして日本酒の沼にハマることになるかもしれない・・・。

日本酒が好きになったことで和食に興味を持ち始める。
和食に興味を持つと健康的になる。
健康的になるといろんな場所に行きたくなる。
色んな場所に行くとそこで新たな出会いがある。
・・新たな出会いがきっかけで新たなプロジェクトを起こす。
・・・そのプロジェクトが成功し会社は大繁盛。
・・・・やがて経団連に入り、日経新聞の「私の履歴書」に連載されるように・・。

といった具合に、この酒と出会ったことによる様々な連鎖の末に、あなたの人生が大きく変わるかもしれない！？
現にフィリップ杜氏は居酒屋で出会った一杯の酒がきっかけで映画に出演するに至りました。
（映画：カンパイ！世界が恋する日本酒）

先ずは飲まないと始まらない！
この美味しさだけでも十分に価値があるので、ぜひ一度買って飲んでみてください！
美味しかったらその事を多くの人に伝えましょう。
そこからバタフライ・エフェクトが起きるかもしれません。

《楽しみ方　室温でも冷酒でも燗酒として温めて飲むというのもあり》

冷酒で飲む場合、冷蔵庫から出したばかりの温度だと冷たすぎます。
飲む少し前に冷蔵から出して、ビンに浮かんだ水滴が乾いてくる頃が飲み頃。
新酒で乾杯！という時は低めの温度でフレッシュ感を。
料理と一緒にじっくり味わいを楽しみたい方は常温に近い温度がオススメです。
燗酒ならぬる燗程度(40度前後)に温めることで、また違う魅力をお楽しみ頂けます。

《保存・発送について　常温発送可能です》

この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
すぐに飲み切る場合・ご家庭で普通に楽しむ場合は必ずしも要冷蔵ではございません。
日本の気候で誕生した日本酒なので、日本の気候への順応性が備わっています。

数ヶ月以上に渡って長期保存をしたい。
蔵から出荷された時の酒質と限りなく同じ状態を保ちたい。熟成による味の成長速度を遅くしたい。
そういう方は冷蔵で保管下さい。

冷蔵庫のスペースに余裕があるなら冷蔵庫での保存をオススメします。
ビンが大きすぎる時は、その日飲む分だけ100均で売っているプラ水筒に入れ冷やすのも便利。

この酒は、蔵から販売店へも普通便で届けられる商品です。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送が必要な商品ではありません。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。
クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をお買い上げ下さい。

《この酒を造る木下酒造とは》

天保13年(1842年)、日本海に面した京都府京丹後市久美浜で創業した180年以上の歴史を持つ蔵元。
この地域は高級ブランド蟹「間人（たいざ）蟹」で有名。
冬は蟹料理を食べさせてくれる宿が多く、料理にあう食中酒を造ってきた蔵元です。
［木下酒造(玉川)の詳しいご説明はこちらを御覧ください。蔵元ページのTOPに移動します。］

《この蔵の製造責任者　フィリップ・ハーパー氏とは》

1988年、日本の英語教師派遣プログラムで中学校教師として来日。
懇親会の居酒屋で日本酒に出会い魅了される。そして任期が過ぎたあとも日本に残り奈良県の酒蔵で蔵人として酒造りに従事。
2001年に南部杜氏の資格を取得。2007年に木下酒造の杜氏に就任。
酒造歴30年以上、杜氏歴20年以上のベテランです！

《フィリップ・ハーパー氏が造る個性的な日本酒とその持ち味》
フィリップ・ハーパー氏が手掛けるお酒は、どれも濃醇で強い味わいを持っています。
その濃醇辛口という持ち味と、酒米が溶けやすく甘味が出やすい雄町米との相性は、濃厚な味わいに甘味や旨味がプラスされます。
その結果、初心者の方には飲みやすく、上級者の方には実に多彩で様々な味が表現されている酒に仕上がるのです。ｖ冷やすとは酸味とビター感が程良く感じられ、常温ではふくよかな甘味とコクがたっぷり感じられます。

(文章：佐野 吾郎)