大人気、白ラベルが大台を突破してしまった!アルコール度数22度台の酒! ◇玉川 自然仕込 雑酒(山廃)白ラベル 無濾過生原酒 2019BY 720ml
商品説明
《佐野屋初!アルコール度数22度オーバーの雑酒を販売!》
「木下酒造」から1本の電話が掛かって来ました。
何と!白ラベルのアルコール度数が22度を超えてしまったんです!
エッ?それがどうしたの?って思われました?
これ、結構大事です。
酒税法上、アルコール度数が22度を超えると日本酒と名乗れ無くなるんです!
もちろん、加水して度数を下げることも可能ですが、そんなことを考えられる蔵ではありません。
それに、こんな面白いお酒、そのまま売らないと(笑)
こういう経緯で、佐野屋に突如入って来たお酒がこの商品です。
ちなみに、もろみを搾る前に加水して度数を調整する方法もあったと思います。
ですが、そんなことをしたら玉川ファンは黙っていないハズ!
当然のように22度オーバーの雑酒として販売する道を選ばれました。
アルコール度数が上がったことで、従来の白ラベルより税金が上がった分、お値段が上がっています。
決してプレミア価格で盛られた訳ではありません(笑)
《「玉川」に棲み付いている酵母はどれだけ元気やねん!》
これまで、白ラベルを始め、色々なお酒でアルコール度数が21度を超えていた「玉川」
「玉川」に棲み付いている酵母はどれだけ元気やねん!
いっつも思っていました。
22度を超えるのは時間の問題かと。
酵母達もハーパーさんにビシビシしごかれているのでしょうか(笑)
段々たくましく成長しているような気がします。
アルコール発酵の限界に挑戦するのが白ラベルのコンセプト。
限界だろうと思いながらも毎年雑酒を期待してしまいます(笑)
純米規格でアルコール度数が22度を超えることはとても珍しいことです。
先に言っておきます。
《白ラベル雑酒の味わい》
この記念すべきお酒の分析値を公開致します。
日本酒度が+21.7。
酸度が3.2。
アミノ酸度が4.8。
アルコール度数が22.1。
かなり辛そうです。
まず、一口飲んで思ったのは、意外とアルコール辛さを感じない。
アルコール辛いのでは無く、限界まで醗酵が進んだことによる辛さです。
そして、予想通りと申しましょうか、お米由来の旨味は感じるのですが、甘味はほぼ感じません。
辛口がお好きな方には喜んで頂けるお酒だと思います。
飲み方としては、ストレートかロックか水割り。
お燗なら割り水燗もオススメです。
《記念すべき1本。飲み頃はまだ先?》
私は飲み頃はまだまだ先だという判断をしました。
最低でも3年は掛かるのでは?と思っています。
ですが、佐野屋で3年も寝かせることは出来ません…。
熟成の好みは人それぞれですので、常温放置プレイは御自宅で、御自身の責任でお楽しみ下さいませ。
もちろん常温放置プレイで。
熟成が進み、味が乗って円みが出て来たお酒をお燗で楽しみたいです。
「玉川」初のアルコール度数22度の純米規格のお酒。
佐野屋初、雑酒の販売。
という記念すべきお酒。
味の経過を楽しむ1本と熟成用の1本を是非お買い求め下さい。
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 雑酒(純米規格) |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛:大辛口 ■原料米:兵庫県産北錦 ■精米歩合:66% ■アルコール度数:22.1度 ■日本酒度:+21.7 ■酸度:3.2 |