先代松本日出彦杜氏による市場に残る貴重な1本 ◇澤屋まつもと 守破離 ID164 2019 720ml
商品説明
本商品は松本日出彦杜氏が退任された2020年12月に仕入れた後、弊社提携の冷蔵倉庫(0度プラスマイナス2度)にて管理しております。
《守破離を立ち上げた先代杜氏松本 日出彦(ひでひこ)杜氏による、市場に残る貴重な1本》
「澤屋まつもと」が全国区に名乗りを上げるきっかけとなったのが「守破離」。
その「守破離」シリーズを立ち上げたのが杜氏の松本日出彦氏。
9代目蔵元の松本保博氏の次男であり、地酒ファンを中心に絶大な人気を誇る造り手の1人として注目される存在でした。
蔵を去られて4年以上も経つというのに「日出彦さんが造られたお酒はどれですか?」というお客様の声が絶えない人ほどの気ぶり。
そして弊社に残っているわずかな酒が
「澤屋まつもと 守破離 ID164 2019」です。
《 原料にまさる技術なし!誕生から数年を経てもこの美味しさ!》
この酒を口にして最初に驚くこと、
それは熟成を感じさせないフレッシュ感。
2019年に醸造されたこの酒は1年の熟成を経て2020年に蔵出。
その後更に0度から0度プラスマイナス2度の冷蔵倉庫で貯蔵されています。
誕生から5年経過した2024年6月。開封したところまだ新酒のようなピチピチとした微炭酸の風味が。
少し軽快ながらも品の良さを感じられる味わい。
ブラインドでこの酒を飲んで5年熟成と当てれれるひとは皆無なのでは、と思うほど素晴らしい経過。
「原料にまさる技術なし」の言葉通り、良い原料米を使うことによって生まれた味ではないでしょうか。
《ワイングラスで飲むのがオススメ》
「守破離」シリーズは元々がドライな酒質。
なので、長い熟成を経てた現在でも味はドライです。
その上で、リリース当初に感じられた固さがようやく解れ、本来の米の旨味が広がりを見せるようになりました。
冷やし過ぎにご注意頂いた上で、ワイングラス、出来ればボウルが大きめの物で飲んで頂くのがおすすめです。
お好みで燗でも味わってみて下さい。
米の旨味がより引き立ち、酸との一体感がより楽しめます。
《おすすめの飲み頃は開栓数日後のガス感が落ち着いてから》
開栓時のピチピチと弾けるガス感が注目されがちな「守破離」ですが、開栓したらすぐに飲み切らないと!ってことはございませんのでご安心下さい。
寧ろ、開栓して数日経ってから、発酵由来の炭酸ガスが落ち着いてからが本領発揮です。
米の旨味が際立ち、美味さが更に増します。
《冷蔵保存がおすすめ。開栓後は栓の吹き飛びにご注意。》
「守破離」シリーズでよくあるご意見の1つが、冷蔵庫の中で栓が飛んでた、という問題。
瓶内の炭酸ガスが栓を押し上げるので、開栓後の栓の吹き飛びにはくれぐれもご注意下さい。
開栓前も後も冷蔵保存でお願いします。
また、冷蔵保存をしていても炭酸ガスで栓が飛びやすくなっておりますので、冷蔵庫での管理は必ず瓶を立てた状態でお願いいたします。
《 守破離ID164とは? 日本酒の本当の価値は酒米の産地にある 》
「ID」とは「Identity(アイデンティティ)」のこと。
本商品は「個性」という意味で使用されています。
つまり、田んぼ毎の米の個性を最大限に引き出した酒が「守破離のID」だということです。
「164」とは田んぼの番地を表しています。
酒米の王者、山田錦。
中でも日本一高品質な山田錦が栽培されているエリアである兵庫県の東条地区。
東条地区岡本村の164番地の田んぼで栽培された山田錦で醸された酒が「守破離 ID164」なのです。
《守破離は大器晩成タイプの酒》
どんな酒でも時間が経てば熟成する訳ではありません。
最も重要なのは酒質の強さ。
開栓時のガス感で早飲みタイプに思われがちな「守破離」ですが、実は大器晩成タイプ。
熟成による味の膨らみ、まとまりを感じて頂ければ幸いです。
熟成酒のイメージが変わる酒だと思います。
松本日出彦氏の酒が大好きな方はもちろんのこと、日出彦氏のことをご存知無い方でも気軽に味わって頂けます。是非お試し下さい。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 松本酒造(京都府) |
特定名称 | 非公開 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | https://matsumotoshuzo.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県東条岡本村産山田錦 ■精米歩合:非公開 ■アルコール度数:14度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |