滋賀県立大学の日本酒プロジェクトと喜多酒造のコラボ! ◇喜楽長 純米大吟醸 湖風(こふう)
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《滋賀県立大学のオリジナル日本酒プロジェクトと喜多酒造のコラボ!》
「湖風(こふう)」
滋賀県らしいネーミングのお酒です。
このお酒、もちろん「喜多酒造」で造られているのですが、他の商品とは大きく異なる点があります。
滋賀県立大学オリジナル日本酒プロジェクトとのコラボ商品なんです!
これからジックリ説明させて頂きますが、先に一言。
決して名前だけのコラボではありません!
かなりガッツリ学生さんが関わっていらっしゃいます!
では、まずオリジナル日本酒プロジェクトのご紹介。
オリジナル日本酒プロジェクトとは、滋賀県立大学の増田教授と学生が自分達で栽培したお米で日本酒を造ろうと発足しました。
滋賀県立大学でオリジナル日本酒プロジェクトが立ち上がったのは2010年。
大学では田んぼを所有していて、「日本晴」を栽培されています。
例年ですと収穫されたお米は早々と行き先が決まるのですが、その年はなかなか決まらず。
結局、残ったお米を大学の生協で買い取られることになりました。
その数、50俵。
なかなかの量です。
そんな時、増田教授は中国人の留学生に酒造りの勉強をさせてあげようと、「喜多酒造」に受け入れのお願いに行かれました。
増田教授は蔵元の喜多さんにたまたま生協に買い取って貰った日本晴の話をされたのだそうです。
ただの世間話のつもりで。
このたった1つの世間話が一大プロジェクトに発展するのですから驚きです!
まさしく「ひょうたんから駒」です!
次の日、増田教授の元に喜多さんからの1本の電話が入ります。
杜氏が日本晴の大吟醸に関心を持っているので是非やりましょう、と。
こうして誕生したのが産学協同のオリジナル日本酒プロジェクトです。
次に、プロジェクトチームと「喜多酒造」の関わりに付いてお話し致します。
簡単に申し上げますと、米作りから商品化までほぼ全ての工程に学生さんが関わっていらっしゃいます。
私も経験があるのですが、自分が植えた苗がお酒になるというのは本当に感慨深いです。
しかし、それだけでは無いからこのプロジェクトは本格的!
特に驚いたのが、出来上がった原酒をきき酒し、加水でアルコール度数を調整するかしないか、また、何度に調整するのかと言ったことにまで学生さんの意見が反映されているのです。
ラベルも学生さんが考案。
毎年デザインが変わります。
出来上がったお酒は大学の生協や「喜多酒造」の特約店で販売される他、日本酒の試飲会やイベントでもPRされています。
現在はプロジェクトの顧問が増田教授から須戸教授に、「喜多酒造」も家(いえ)杜氏から四家(しやけ)杜氏にそれぞれ代わられましたが、プロジェクトは継続。
その間、レシピも少しずつ変わり、酵母を替えたり、麹に山田錦を使用したり、その山田錦も大学の田んぼで栽培された物を使用したりと常に進化しています。
今回、弊社に販売のオファーが来たのは、弊社の発信力を買って頂けたから。
「湖風」を通じて、オリジナル日本酒プロジェクトをより多くの方に知って頂くべく、お受けすることに致しました。
学生さんが本気で日本酒と向き合うことで誕生した産学協同商品「湖風」
毎年飲んで頂きたいお酒です!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 喜多酒造(滋賀県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://kirakucho.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:山田錦・日本晴 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:-1.9 ■酸度:1.4 |