爽やかさにどことなく感じる懐かしさはまるでラムネ! ◇白木久 GACHAMAN(ガチャマン) 純米無濾過生原酒 720ml
商品説明
《爽やかさにどことなく感じる懐かしさはまるでラムネ!》
ご飯として美味しく食べられる食用米で美味しいお酒を造りたい。
これは「白杉酒造」の蔵元であり杜氏の白杉悟さんのお酒に対する熱い思いです。
「白杉酒造」では今風のキャッチーなお酒に仕上げるべく、香り系の酵母を多く使用されています。
これによって、日本酒の裾野を広げることに大きく貢献されています。
日本酒を飲み始められたばかりの方には特に受けるお酒ですから。
この方針は正しい選択だと思います。
その一方で、悟さんが造られる、香りが穏やかで、お米の旨味が生きた落ち着いたお酒を一日本酒好きとして待ち望んでおりました。
そして、誕生したのが「GACHAMAN(ガチャマン)の純米無濾過生原酒」
蔵人さんであり農家さんでもある、中島輝幸さんが与謝野町の岩屋地区で無農薬・無化学肥料で栽培されたコシヒカリで造られたお酒です。
ちなみに、この中島さんのコシヒカリ、悟さんや営業の只津さんも日々食べていらっしゃるとても美味しいお米だそうです。
これこそ、悟さんのお酒造りのコンセプトに最適なお米なのではないでしょうか。
ところで、この「GACHAMAN(ガチャマン)」という言葉。
ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。
昭和30年から40年に掛けての約10年間が京都府の丹後ちりめんの最盛期。
「織り機を一度ガチャンと織れば万単位でお金が儲かる」
いわゆる「ガチャマン景気」
丹後ちりめんのみならず、全国の織物産地が景気に沸きました。
なぜ、今回のお酒に「GACHAMAN(ガチャマン)」と名付けられたか。
それは、「GACHAMAN(ガチャマン)」がいつもの「白杉酒造」のお酒とは異なり、古き良き時代を懐かしんで造られたお酒だからです。
そこで、丹後地域の古き良き時代「ガチャマン景気」をイメージして「GACHAMAN(ガチャマン)」と名付けられました。
ちなみにラベルのデザインは機織りの設計図、紋紙(もんがみ)をイメージされた物です。
お酒造りにおいては水やお米、麹も大切なのですが、香味の決め手になる酵母もとても重要。
今回、使用された酵母はきょうかい7号酵母。
私の大好きな爽やかで落ち着きのある酵母です。
やや若さを感じる青いニュアンスの香り、爽やかさとどこか懐かしさを感じるラムネの香り。
ほんのりと甘味やお米の旨味を感じながら酸で切れて行く。
良いお酒に仕上がっています。
いつもの「白杉酒造」のお酒とは少し雰囲気が違うかも知れませんが、共通点もありますので、すんなりお楽しみ頂けると思います。
お酒造りも技術が年々進化し、どんどん変わって来てますが、たまに昔を懐かしむのも良いものです。
「GACHAMAN(ガチャマン)の純米無濾過生原酒」
オススメです!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 白杉酒造(京都府) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | https://shirakiku.shopinfo.jp/ |
■甘辛:やや甘口 ■原料米:丹後与謝野町産無農薬無化学肥料コシヒカリ ■精米歩合:60% ■アルコール度数:16.3度 ■日本酒度:+1.0 ■酸度:2.0 |