《ホカホカの白ごはんを頬張った時の感動をお酒でも！》

皆さん、白ごはんってお好きでしょ？

私も大好きです。

美味しいご飯があれば特におかずは要らないって方もいらっしゃると思います。

白ごはんを頬張った時の感動！

あの感動をお酒でも表現したい！

こんな想いを持った、1人の若手蔵元が立ち上がりました。

それが「白杉酒造」の11代蔵元、白杉悟さん。

酒造好適米では無く、全て食用米で酒造りを行っています。

《丹後は良質なコシヒカリが栽培される地域。》

悟さんは丹後産のコシヒカリの美味しさに魅了された1人。

コシヒカリと言うと新潟県魚沼産が最も有名ですが、他にもあります。

丹後がそのうちの1つ。

丹後産のコシヒカリも特Aに認定されたことがあるように、良質なお米が収穫出来るエリアです。

ちなみに、西日本では特A取得回数が最も多いのが丹後。

ですから、西日本で最も良質なコシヒカリが栽培されている地域が丹後と言っても過言ではありません。

このような地元の素晴らしいお米で美味しいお酒が造りたい。

それを形にしたのが「白木久(しらきく)」です。

今回ご紹介するお酒、「純米無濾過原酒BASARA」は丹後産のコシヒカリ100%で造られたお酒。

酵母はきょうかい7号と9号のブレンド。

01が付いていないので泡有り酵母です。

香りは控え目なのかなと思いきや、意外とあります。

ワイングラスに鼻を近付けると、マスカットやマスクメロンの香りが飛び込んで来ました。

飲んでみると、お米の風味が広がり、甘味や旨味がじんわり感じられます。

ここで若干気になるのが香りとアルコール感。

コシヒカリの素朴なお米の旨さを味わうにしてはやや香りが立ち過ぎで、度数由来の辛味がジリジリと伝わって来ます。

そこで、おまじない。

氷をひとかけ。

元々お酒をキンキンに冷やしていた方なら香りもそんなには立っていないと思うので、お水を少々でも良いと思います。

氷が解けてお酒と馴染んだら劇的に飲みやすさが増すんです！

ほんの少し、度数を下げてあげるだけで、アルコール辛さが消えて、本来の旨味や甘味がより明確に。

これで、色々なお料理に合わせやすい食中酒の出来上がりです。

いやいや、小細工は無しにダイレクトで飲みたい！

そんな方にオススメのこのお酒の香りや辛さにバッチリ合う食材があります。

ゴルゴンゾーラ等のブルーチーズや最近流行のパクチー等のハーブ類。

香りが繋がって軽くなるので、お酒の旨味が優しく広がります。

飲み方はストレートやロック以外にも水割りやソーダ割りもオススメです。

こういう楽しみ方もアリだと思います。

是非、お好みの飲み方を探してみて下さい。