《酒蔵訪問で出会ったもろみが、新酒になってやって来た！》

冬のシーズンに向けて酒造りが本格化します。

そんな中で登場する季節限定商品が「純米新酒　搾りたて」です！

生産量が少ない為、酒販店の間でも争奪戦となります。

佐野屋が小江戸鏡山酒造を訪問した際に蔵の方が櫂入れをしている1本のタンクを見せて頂きました。

もろみ日数は20日以上経過しており、面(つら)と呼ばれるもろみ表面の状貌も落ち着いた様子。顔を近付けると封切りしたばかりの新酒のような爽やかな甘い香りがふわりと感じられました。

「このタンクのお酒はどのお酒になるのですか？」と、伺ったところ、「純米酒の新酒として発売する予定です。」と、教えて下さいました。

その後、蔵見学の時に発酵していたタンクが搾りを迎えて「純米新酒　搾りたて」として佐野屋に入荷致しました！

使用米は「さけ武蔵」で60%精米。

しっとりした甘味と穏やかな酸味バランスに加え、溢れんばかりの吟醸香があります。

新酒に多く見られるフレッシュな味わいのイメージを持ってしまいそうですが、

ボリュームがしっかりと備わった、飲み応え抜群のジューシーな味わいです。

味は濃厚なのですが飲みやすい口当たりで、気が付けば飲み過ぎてしまう危険なお酒です。

甘味たっぷりでしかも爽やか。果物ジュースのような明快な味わいは鏡山の魅力を余すことなくお楽しみ頂けます。

この新酒から鏡山の冬が始まります。

小江戸の冬の訪れ、是非ご堪能下さい！