株式会社せんきんは「Hope!」の売上金の一部を「日本赤十字令和6年9月能登半島大雨災害義援金(石川県)」へ迅速に寄付させて頂きます。
株式会社せんきん　社員一同

《希望を示す酒、「Hope!」が生まれたきっかけ。》
せんきんが「Hope!」を発売されたきっかけは、当時、新型コロナウイルスの影響で暗くなっていた世の中に希望を示したいという思いから。

新型コロナウイルスの影響により、せんきんではお酒の製造計画を大きく見直すことになりました。
その結果、三つのお酒の、もろみから搾るタイミングが重なってしまいました。

「亀ノ尾を使用したお酒」「山田錦を使用したお酒」「雄町を使用したお酒」。

それぞれの商品として販売されてももちろん良かったかと思います。
しかし、せんきんさんは搾りのタイミングが重なったこの状況を「奇跡」と捉えました。

「今、私たちに必要なのは手を取り合い、合わさること」
その思いから、三つのお酒をアッサンブラージュ(ブレンド)し、「Hope! 希望」という願いを込めて販売されることとなりました。
(今すぐにでも行動を起こしたい、その思いから今回の「Hope!」は新酒が完成する前に販売する運びとなりました。
原酒が足りないため、アッサンブラージュには「醸(かもす)」「仙禽一聲(いっせい)」などのプレミアムシリーズもブレンドしています。)

《「Hope!」の役目はまだ終わっていない！》
2024年1月1日、北陸地方を襲った大規模な地震「令和6年能登半島地震」。
復興への道筋をどうにか手繰り寄せようと、たくさんの方が懸命に生きているにもかかわらず、同年9月、今度は記録的な豪雨が能登を襲い、被災が上書きされてしまいました。
被災されました多くの皆様及び関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

株式会社せんきんは、今自分たちに出来ることは多くはないかもしれないとしながら、なお、今自分たちに出来ることを実行したいと考え、今年二度目の「Hope!」のリリースを決定しました。

「Hope!」がリリースされる時、それは世界中のどこかで悲しい出来事が起こっている時。
世界中で起こっている悲しい出来事に向き合う人たちがいるのであれば、このお酒にはまだ役割があるのです。

株式会社せんきんは「Hope!」の売上金の一部を「日本赤十字令和6年9月能登半島大雨災害義援金(石川県)」へ迅速に寄付することを明言されています。
弊社もこの想いに少しでも助力できればと思い、当商品を仕入れさせていただきました。

《明るい『希望』に満ち溢れた未来は必ずやってくる！》
お酒が出来るというのは酒蔵の方々だけで成り立つわけではありません。
お米を作ってくれる農業の方々、お酒を造る酒蔵、それを仕入れ販売する我々、仕入れたお酒を提供する飲食店様や旅館・ホテルの方々、提供されたお酒や自ら買ったお酒を飲む皆様。
このような「繋がり」がお酒を造っています。

だからせんきんは「繋がり」に願いを込めて「Hope!」を全国に届けます。
農業の方々が作ってくれたお米で、希望を込めたお酒を造り、酒販店や飲食店・ホテルや旅館を介して、日本酒を愛する皆様に伝えたいのです。
ひいてはこのようなお酒があるとSNS等で見かけた皆様に伝えたいのです。

「明るい『希望』に満ち溢れた未来は必ずやってくる！」ということを！

(文章：藤井 昇)