蔵に咲く花々が届ける癒しと希望、蔵椿が紡ぐ冬の物語。 ◇天明 bange hanafubuki origarami ichibi 蔵椿
商品説明
《花咲く蔵の風景とともに、四季を彩る蔵の物語。》
福島県会津坂下町に位置する曙酒造。
この蔵には「椿」、「桜」、「藤」そして「薔薇」の木々が植えられています。
季節ごとに花を咲かせ、移りゆく四季ととともに、蔵に携わる人々に安らぎと希望を与えているこれらの木々。
そんな蔵の空気感と、
そして福島県会津坂下という愛する郷土を、皆様に感じていただきたく誕生した酒が「蔵◯シリーズ」!
冬は「蔵椿」、春は「蔵桜」、夏に「蔵藤」、そして晩夏には「蔵薔薇」
一年を通し、上記の4種類の日本酒をお届けします。
《「蔵椿」に込めた郷土の香り、会津坂下産の「花吹雪」が織りなす味わい。》
冬に出荷される「蔵椿」は、会津坂下町で育てられた酒造好適米「花吹雪」を使用して造られた純米吟醸酒。
この米は吟醸酒に適し、柔らかさとスッキリした軽さが特徴。
「蔵椿」の味わいにもその特徴が活かされています。
精米歩合は50%、おりがらみで瓶詰めの際には一度だけ火入れが行われます。
ブレンドなし、単一タンク仕込みという天明シリーズの中ではイレギュラーな仕様になりますが、これによってシリーズごとの飲み比べがより楽しくなります。
「蔵椿」には、米そのものの旨味と、会津坂下の豊かな自然や空気感が詰め込まれています。
ぜひこの冬、「花吹雪」の織りなす味をお楽しみください。
《味わい・楽しみ方:イチゴと練乳を思わせる冬の甘酸っぱい記憶》
ふわりと甘い香り、そしてほんのりと若々しさを感じさせる「蔵椿」。
一口含むとフルーティーな甘みが広がり、後を追うように酸がキュッと締めくくる。
この酸と甘みのバランスが絶妙です。
オリを絡めると、どこかイチゴに練乳を掛けたような、まったりとした風味が楽しめます。
この味わいは6代目が「祖母の作ったイチゴを思わせる」と語るほど。
そう聞くと、試してみたくなるのが人情というものですよね。(笑)
フレッシュな新酒なので、冷酒で飲むのがオススメ。
冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態だと酸が際立ちますが、常温に戻るにつれて米の旨味と酸味が調和していきます。
味の変化を楽しむのも、このお酒ならではの楽しみ方。
さらに、透明な上澄み部分だけを飲んだ後、濁った部分を味わうことでも「味変」を堪能できます。
《冬の寒さの中で心を温めてくれる日本酒》
冬に咲く「椿」の花。
その凛とした美しさを映し出したかのような一本、それが「蔵椿」です。
会津坂下の風土と職人の情熱が一体となり、冬の寒さの中で心を温めてくれる日本酒が生まれました。
特別な時間に寄り添うように、また誰かへの贈り物としても、この冬「蔵椿」で心を満たしてみませんか?
《保存・発送について 常温発送可能です》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《この酒を造る曙酒造について。》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 曙酒造(福島県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
■甘辛:やや甘口 ■原料米:会津坂下産華吹雪 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:14度 ■日本酒度:±0 ■酸度:1.6 |