希少!純米での金賞受賞!東光の出品酒! ◇【桐箱入】東光 純米大吟醸 金賞受賞酒 720ml
商品説明
《希少!純米での金賞受賞!東光の出品酒!》
創業1597年の山形県の老舗蔵、「小嶋総本店」の24代目の蔵元、小嶋健市郎さん。
弊社は小嶋さんに代替わりをされた年から「東光・洌」を取扱っております。
小嶋さんの代になって変わったこと、新しく誕生したことは色々ありますが、中でも大きな変更点。
それが、全国新酒鑑評会の出品酒をアル添から純米酒に変更されたこと。
全国新酒鑑評会の出品酒と言えば醸造アルコールを添加した大吟醸が主流です。
理由を簡単に説明しますと、香り成分が醸造アルコールに溶け込みやすく、金賞により近くなる為です。
つまり、純米よりアル添の方が金賞を取りやすいということ。
しかし、敢えて自らのハードルを上げ、純米で出品を続け、金賞に輝いた希少な金賞受賞酒を今回入荷致しました。
先に書いておきますが、これは最近、純米の方が売れてるから、とかそんな単純なことではありません。
老舗蔵の命運に大きな影響を与えかねない、とても勇気の必要な決断なんです。
しかも、小嶋さんの代になった初年度にこれまで続いていた連続の金賞受賞記録が途絶えた直後のシフトチェンジですから。
「小嶋総本店」の一大決心の結晶!
それが今回御紹介する「東光の金賞受賞酒」です。
なぜ、アル添の方が有利なのか、もう少し説明させて頂きます。
ザックリと申し上げますと、純米もアル添も途中までは同じ醪(もろみ)です。
搾る直前に醸造アルコールを添加するか、添加しないかが変わります。
醪の段階ではとても華やかな香りなのですが、いざ搾ると、せっかくの香りの大半は粕に持って行かれます…。
しかし、醪に醸造アルコールを少量添加することによって、香り成分の多くが醸造アルコールに溶け込むので、香り高いお酒に仕上がります。
他にも色々な要素はあるのですが、ここでは割愛します。
全国新酒鑑評会は美味しいお酒を選ぶ場ではありません。
欠点が少ないお酒が造れる技術力を競う場です。
中でも香りは重要なポイントです。
ですから、純米よりアル添の方がどうしても有利ではあります。
実際、出品酒の多くはアル添酒です。
醸造アルコールもただ単に入れれば良いというものではありません。
立派な技術の1つです。
技術力を競う場ですから、有利な技法を用いるのは当然と言えば当然です。
これらの状況を踏まえても純米で出品する。
どれだけ大きな決断だったかを少しでもご理解頂ければ幸いです。
「東光」の金賞受賞酒のオススメポイントは美しい味わい。
金賞というストライクゾーンのど真ん中を突いたお酒というよりは、飲んで美味しいという要素を持った上で金賞を狙ったお酒です。
ハッキリ言って、「小嶋総本店」の技術力を持ってすれば、金賞を狙って取ることは難しく無いと思います。
ただ、飲んで美味しいお酒で金賞を狙うとなると話は別です。
しかも純米で。
「東光の出品酒」は、敢えて自分に高いハードルを課して乗り越える技術、心を感じて頂けるお酒です。
美しい香り・甘味・余韻。
飲んで美味しい金賞受賞酒として、「東光の金賞受賞酒」を自信を持ってオススメ致します。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 小嶋総本店(山形県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-toko.co.jp/ |
■甘辛:フルーティー ■原料米:山田錦 ■精米歩合:35% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:-2.0 ■酸度:非公開 |
受賞歴・マスコミ紹介
「全国新酒鑑評会」で金賞受賞!
2024年5月「令和5酒造年度全国新酒鑑評会」において
「東光 純米大吟醸 金賞受賞酒」が金賞を受賞しました。
「全国新酒鑑評会」で金賞受賞!
2021年5月「令和2酒造年度全国新酒鑑評会」において
「東光 純米大吟醸 金賞受賞酒」が金賞を受賞しました。