大人気シリーズ米の違い!第2弾は幻の酒米!九頭竜の見事な復活劇! ◇花垣 米の違いシリーズ 第2弾 九頭竜(くずりゅう) 純米60無濾過生原酒
商品説明
《幻の酒米「九頭竜(くずりゅう)」復活!!》
「花垣 米の雫の米違いシリーズ」第二弾は九頭竜。
九頭竜とは福井県の酒造好適米です。
実はこのお米、2003年に一度生産が途絶えていました。
しかし、2014年に福井県の農業試験場に残っていた種もみから見事に復活!
「花垣」を造る「南部酒造場」でも27BYから正式採用。
何と、試験醸造も無しにぶっつけ本番で仕込まれました。
そのお酒が今回御紹介する「花垣 米の雫 純米無濾過生原酒 九頭竜」です。
今回、このお米、お酒に付いて、日置杜氏と頭の柏倉さんから情報を提供して頂きました。
九頭竜は玄米千粒の重さを量る千粒重は29gと山田錦並みに大粒。
また心白が大きい古代品種なので高精白には向きません。
更に粗蛋白(そたんぱく)が多いので、酸が効いてドッシリとした酒質を期待して仕込まれました。
が、実際に搾ってみると、特徴的な酸こそ出ているものの、お米が固くてあまり溶けなかった影響か、意外にもシャープ。
予想は大きく覆えされたようですが、無濾過生原酒ということで、搾られてからリリースされる間に少しずつ味が乗って来たとのことです。
実は、私は毎年5月に開催される「南部酒造場」の蔵開きに参加しているのですが、毎回注目しているのがこの米違いシリーズ。
しかも、今回は初めての九頭竜!
いざ試飲してみると、若干固さは感じられたものの、酸が効いたシャープな味わいに程良く味が乗って来ていて、とても飲みやすい。
固いと書きましたが、人気がスゴくてすぐに無くなるので、常に開けたて状態だったからみたいです。
そもそも五百万石から九頭竜に変更されたのも商品の差別化を意識されてのこと。
この変更は大当たりだと確信しています。
私のイチオシ、越の雫と飲み比べてみると越の雫の甘味やジューシーさと、九頭竜のシャープな中にも旨味が溶け込んだ味わいの対比が明確で実に面白い!
これは是非お試し頂きたいです!
先日、私がメールマガジンで、期待していて下さいと言っていたお酒はこの九頭竜!
このお酒、どんどん良くなりますよ!
ある飲食店では開けたての固さを考慮して、届いたらすぐに開栓して5日間程経ってから提供されています。
どうか皆様、じっくり経過を楽しんでみて下さい!
幻の酒米の復活は米違いシリーズを更に賑わわせてくれました!!
皆様に是非飲んで頂きたいお酒です。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 南部酒造場(福井県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://www.hanagaki.co.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:福井県大野市産九頭竜 ■精米歩合:60% ■アルコール度数:18度 ■日本酒度:+3.0 ■酸度:1.9 |