《「残草蓬莱」から端麗辛口のお酒が！！》

毎月届く「大矢孝酒造」からの案内。

そこに新商品の案内がありました。

事前に頂いていた年間スケジュールには無かった商品。

それが「残草蓬莱の辛口純米」です。

説明を更に読んでみると、「大矢孝酒造」では見慣れない文字が。

「端麗辛口」

一瞬目を疑いましたが見間違いではありません。

味のある辛口が「大矢孝酒造」の良い所なのに…。

と言いながら、変化球としてはアリなのかなぁ、とも思いました。

このお酒には秋田県産の美山錦が全量使用されています。

精米歩合は60%。

ここからなかなかド派手な数字が並びます。

アルコール度数が17度。

日本酒度が+12。

酸度が1.9。

まあ、これだけの数値を見れば端麗かどうかは分かりませんが、辛口であることは想像出来ます。

と、色々書きましたが飲んでみるのが一番！

では、試飲してみます。

一口飲んでみると来ました！

アルコール度数由来の辛さや開けたての固さもあるとは思いますが、カーッ！と来る刺激的な辛味が。

「昇龍蓬莱の辛口師匠」の方が数値としてはより辛口なはずなんですが、「辛口純米」の方がダイレクトに来ます！

もう少し飲み進め、辛さに慣れた頃に期待していた物がやっぱり表れました。

旨味と酸！

これが無いと「大矢孝酒造」ではありません。

単純に辛口で終わらないから良いんです！

端麗辛口というのも「大矢孝酒造」の中ではとご理解下さい。

それと、飲み方によっても変わって来ます。

冷酒ですと切れバツグンの辛口、ひや(常温)、お燗と温度が上がるにつれて旨味も感じられます。

「昇龍蓬莱の辛口師匠」に対抗して、「残草蓬莱の辛口」も誕生しました。

是非お試し下さい。