《「旦」と言えば山廃！！》

2015年1月、「笹一酒造」を訪問した日、宴会の席で「旦」を色々出して頂きました。

お酒はそれぞれ720mlで御用意して下さっていたのですが、その中で1本だけ1800mlが！

しかも、冷酒からお燗と大活躍で、気が付いた時には1800mlなのにも関わらず、他の720mlを差し置いて真っ先に無くなっていました。

そのお酒とは今回御紹介する「旦　山廃純米」です。

「笹一酒造」との取引は26BYからと元々決まっていたのですが、25BYのお酒も全て試飲サンプルを送って下さいました。

ということで、初年度から一通りのお酒は飲ませて頂いたのですが、その中でも「旦」の味わいのコンセプトが最もよく表現されていたのが「山廃」。

山廃こそが「旦」の真骨頂と言っても良いかとさえ思います！

《「旦」のコンセプト》

「旦」は食事に寄り添えるお酒です。

味はしっかりあるのにお酒としての主張は控え目。

なので、あらゆるジャンルのお料理との相性が良く、飲み進み、飲み飽きしない。

「食中酒」として確立されたお酒です。

《「旦　山廃純米」の味わい》

「旦　山廃純米」は、甘味・乳酸由来のコクと酸がしっかりあります。

飲み応えはとても良いのですが、お料理と合わせると脇役に徹する、縁の下の力持ちタイプ。

そして、キレが良いので、またすぐ飲みたくなる。

そんなお酒です。

冷酒から常温、お燗とどの温度帯でも楽しめ、それぞれの温度で良さが違うので、お料理や気分で変えてみて下さい。

《山廃純米も純米同様、通年商品です。》

無濾過生原酒は限定品ですが、火入れも含めますと「山廃純米」はレギュラーの純米同様、年間を通して飲んで頂くことが可能です。

「純米」と比べますと、「山廃純米」の方が味の要素が多い分、懐が広い。

親しみやすいのは「純米」、飲めばハマるのは「山廃」です！

「純米」と「山廃純米」このレギュラー二本柱が日常の食卓をより一層引き立ててくれることでしょう。