包み込むような優しい旨味がここに。 ◇天明 中取り参号 純米酒 山田錦50×亀の尾80
商品説明
《蔵元の情熱が詰まった「旨味の結晶」。》
福島県会津坂下町で120年の歴史を持つ「曙酒造」。
家族で支え合いながら、新たなる酒造りの挑戦を続けている蔵です。
6代目蔵元・鈴木孝市氏は、母から教わった酒造りの哲学を胸に、この蔵でしか醸し出せない酒を追求。
「天明 中取り参号」は「旨味」をテーマに、蔵元の情熱と会津の風土が詰まった一本です。
酒造りが佳境を迎える厳寒の季節に届けられる新酒。この季節だけの特別な味わいを是非お楽しみください。
《亀の尾が魅せる、包み込む旨味!6代目が描く「僕らの旨」とは》
この酒のテーマは「僕らの旨」。
「旨」という言葉には、むね(胸・主旨)、趣旨、旨味、うまい、中心となるものという意味があります。
6代目蔵元が酒造りを通じて出会った米「亀の尾」。その独特の旨味に魅了され、「天明にしか出せない包み込むような優しい旨味」を目標に掲げます。
そうやって今回の酒が誕生しました。
亀の尾の特徴を生かし「旨味と酸」に着目したこの酒は、天明らしい透明感と酸で全体を包み込む仕上がりに。
さらに、アルコール度数を飲みやすい14度台に抑え、ライトな飲み心地を実現しました。
イメージは「旨、辛、辛、旨、旨、酸」。
飽きのこない味わいを目指し、亀の尾の溶けにくさや割れやすさという難点に工夫を重ね、旨味を最大限に引き出しました。
天明の新たな挑戦を感じさせる、特別な一本をぜひお試しください。
《米の力を感じる、極上の食中酒。変化する味わいが楽しい、冬の一本。》
「天明 中取り参号」はやや辛口の新酒。
フレッシュ感を楽しむには冷酒がおすすめです。
冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい状態ではキリッとした辛口が際立ち、徐々に常温に戻ると米の旨味と酸味のバランスが絶妙に変化していきます。この「味の変化」をぜひ楽しんでみてください。
また、この酒は少し濁りがあるため、透明な上澄み部分を楽しんだ後、濁りを混ぜて味わう「味変」もおすすめ。どちらも違った魅力を発見できるはずです。
合わせる料理としては、会津名物の馬刺しが王道。
さらに、寒い季節には温かい鍋料理とも相性抜群です。
冬のひとときを彩るお供に、ぜひ「天明 中取り参号」をどうぞ。
《杜氏の教えを胸に、6代目の挑戦!》
6代目蔵元・鈴木孝市氏が酒造りを志し蔵に戻った際、母であった前杜氏に「酒造りを教えてほしい」とお願いしたことがあったそうです。しかし前杜氏は諭すようにこういいます。
「私が命を削りながら習得した酒造りを、息子だからといって簡単に教えるわけにはいきません。覚悟を持ちなさい。まずは自社の酒を知りなさい。そして他の蔵の酒もたくさん飲みなさい。そうすれば見えてくるものがある。」
この言葉を胸に、6代目は酒の会に行っては隅々まできき酒をしてメモを書き留めることをつづけました。
1年目には好き嫌いを、2年目には技術的な美味しさを、3年目には技術的にも蔵の姿勢の素晴らしさにも泣きそうになるくらい感動する酒に出会えるようになりました。
その過程で出会った「天明 亀の尾 純米」の旨味に魅了され、「天明にしか出せない包み込むような旨味」を天明の中心に据えることを決意します。
この酒「天明 中取り参号」には、6代目の情熱と挑戦によって誕生した酒です。
《旨味と酸が奏でるハーモニー!冬の夜に寄り添う、特別な一杯》
「天明 中取り参号 山田錦50×亀の尾80」は、曙酒造が誇る新たな挑戦の結晶。
亀の尾の優しい旨味、透明感のある酸、そして飽きのこない飲み心地が一体となり、冬の夜を華やかに彩ります。
新酒だからこそ味わえるフレッシュ感と、時間とともに変化する味わいをぜひ楽しんでください。この季節だけの限定酒「天明 中取り参号」が、あなたの冬をより特別なものにしてくれることでしょう。
《保存・発送について クール発送(500円)です》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。
ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《この酒を造る曙酒造について。》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 曙酒造(福島県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:麹:会津産山田錦・秋田県大潟村産亀の尾 掛:秋田県大潟村産亀の尾 ■精米歩合:麹:50% 掛:80% ■アルコール度数:14.5度 ■日本酒度:+5.0 ■酸度:1.53 |