《百貨店の福袋同様　お値段以上の酒！玉川年末恒例の福袋。》

百貨店の初売りなどでお馴染みの「福袋」。
お値段以上の商品が入っているということから人気の福袋ですが、今年も玉川の福袋がやってきました！

「杜氏は毎年一年生」という言葉があります。
ベテラン杜氏であっても、その年最初に仕込む新酒に対しては、どういう結果が出るのかわからない、特別な緊張感を持つといわれています。
「どんな中身が出て来るのか、開けてからのお楽しみ」
この不安と期待が交錯するワクワク感を、蔵は「福袋」を開けるときの、あの気持ちと重ねてこの名前を付けました。

それだけではありません。
値段以上の商品が入っているのも福袋。
福袋は720mlが1815円ですが、違う名前で販売されている同スペックの酒は2300円以上で販売されています。
福袋に限定してお得な価格設定にされているのです！

《福袋はどんな味？　福袋の楽しみ方》

冷蔵庫から出したばかりの温度ではスッキリと味は軽快。
蜂蜜を思わせる甘い味わいもあれば、スッキリした切れ味もあります。
酸味もあるので「甘酸っぱい」感じる方も多いかもしれません。
まだ味が乗る前のスッキリした軽快感に新酒らしさを感じさせます。

冷酒では初心者、入門者からの受けがいいかもしれません。ワインのような感覚で楽しめます。
しかしこの酒の本領を楽しむなら室温に戻る間の温度。
本来の日本酒らしい味わいが好きな方には常温くらいが美味しく飲めると思います。

デキャンタージュ（空気に触れさせることで起こる味の変化）が楽しめる酒。
開封直後は新酒のフレッシュ感が楽しめ、しばらく日にちが経過したあとでは、新酒の頃とは違う肉付きがよくなった味が楽しめと思います。

この福袋に何も手を加えずビンにつめた「玉川　手付けず原酒」という商品があります。
この酒と味の飲み比べをしても面白いと思います。

《保存・発送について　常温発送可能です》

この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
すぐに飲み切る場合・ご家庭で普通に楽しむ場合は必ずしも要冷蔵ではございません。
日本の気候で誕生した日本酒なので、日本の気候への順応性が備わっています。

数ヶ月以上に渡って長期保存をしたい。
蔵から出荷された時の酒質と限りなく同じ状態を保ちたい。熟成による味の成長速度を遅くしたい。
そういう方は冷蔵で保管下さい。

冷蔵庫のスペースに余裕があるなら冷蔵庫での保存をオススメします。
ビンが大きすぎる時は、その日飲む分だけ100均で売っているプラ水筒に入れ冷やすのも便利。

この酒は、蔵から販売店へも普通便で届けられる商品です。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送が必要な商品ではありません。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。
クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をお買い上げ下さい。

(文章：佐野 吾郎)