《若さの中に光る優しい美味さ！ポテンシャルがとにかく高い！》

お米の旨味はしっかりと感じられるのに口当たりはとても優しい。

まだまだ酒は若いのに、米の旨味がジワーッと広がる。

先々が楽しみで仕方が無い生原酒。

「純米吟醸　超久　生原酒」をご紹介いたします。

元々の「超久」は無濾過生原酒の氷温貯蔵というのがコンセプトでした。

しかし、武田杜氏が就任されてからは本商品のようにフレッシュな酒もリリースされることに。

このしぼりたての出来がまた驚く程にイイ！

若さはもちろんあるのですが、大人な若さとでも申しましょうか、完成度が高い。

優しい旨味が心地良く広がり、飲んでいて落ち着きます。

それでいて、まだまだ良くなる余地も十分あり、熟成後の完成形が楽しみで仕方ありません。

「中野BC」の武田杜氏の柔和な人柄がまるで酒にそのまま反映されているかのような酒です。

掛米には雄町を使用。

雄町の良い所を引き出しているのが麹米に使用されている山田錦。

雄町のふくよかさを感じながらもまとまりが良く、無濾過生原酒らしい飲み応えと軽快さを兼ね備えている。

2種類の米の長所が味わいに生かされています。

冷酒・冷や(常温)・お燗、どの温度帯でも美味しく飲めます。

香りが穏やかで米の旨味がしっかりと感じられるのでお料理にはとても合わせやすいです。

お料理の前半は冷酒で、後半はお燗で、そんな楽しみ方もアリだと思います。

しぼりたての段階から驚く程の完成度。

「純米吟醸　超久　生原酒」

オススメです！

(文章：金巻 忍)