食の宝庫淡路島の日常を支えている激ウマな酒! ◇都美人 超上撰 1800ml
商品説明
《毎日の食事をより美味しくしてくれる万能な激ウマ酒!》
食の宝庫、淡路島の日常を支えているお酒!
それが「都美人の超上撰」
「都美人」は私が弊社に入る前から好きだった銘柄の一つ。
そこで、ボスに「都美人」を取扱いたいと願い出たことで話が進み、お取引が実現しました。
これ程深い思い入れのある「都美人」の中で、私が最も大好きなお酒が「超上撰」です。
そんなに好きならなぜもっと早く教えてくれなかったの?
って、思って下さったあなた。
実は、これには事情があるんです。
というのも、「超上撰」は手間がこれでもか!と掛かっているのに激安でして…。
(製法にご興味がある方は最後に書いておりますのでご覧下さい。)
弊社としましては、「茶ラベル」や「紺ラベル」等の限定流通商品をキッチリ売って行くべきだと思い、封印していました。
ですが、ガマンの限界に来ました!
先日、「都美人酒造」を訪問した際、1日作業に入らせて頂いたのですが、その時に「超上撰」になる酒母の仕込みに関わらせて頂いたんです。
作業の大変さと別に感じた、お酒って生きているんだな、という感覚。
逞しさや愛おしさ。
この酒母があの「超上撰」になるんだ!
と、思ったら愛着が更に湧きまして。
そしたら、どうしても皆様にお伝えしたくなったんです。
この話を杜氏の山内さんにした所、是非佐野屋さんでも扱って欲しいです、と嬉しいお言葉を頂戴しました。
そこで、会社に戻ってボスにOKを貰い、今回、皆様にご紹介させて頂くことになりました。
とは言え、いざ実現したらしたで、今度は別の恐れも出て来ています。
「超上撰」が売れたら他の「都美人」のお酒が売れなくなるんじゃないかと…。
それ程美味いお酒なんです!
なぜ、「超上撰」はこれでもか!と手間が掛かっているのに激安なのか。
それは地元で日常的に飲まれているお酒だから。
普段飲みのお酒が高額でしたら普段飲み出来ません。
これこそ、企業努力以外の何物でもありません!
私が「都美人」を自信を持って皆様にオススメしているのには理由があります。
それは、地元の普通酒、「超上撰」のクオリティがとてつもなく高いからです。
私は各地の蔵を訪問する際、必ず地元の普通酒(レギュラー酒)を飲むことにしています。
地元に根付いてこその地酒ですから、地元のお酒が美味しいというのはそれだけで信頼度が増します。
「都美人」は正にその典型。
ですから、どの商品も自信を持ってオススメしているのです。
では、「超上撰」がどんなお酒なのか。
旨味がしっかりあって、飲み応えがあって、キレも良い。
それでいて軽い。
この軽さが普段飲みのお酒では重要。
だから飲み続けられますし、翌日もスッキリ!
(私は経験上、アル添のお酒が悪酔いするというのは全く信じていません。特に加水火入れの普通酒は寧ろ酔いが心地良く、翌日に全く響きません。)
飲み方は冷酒以外がオススメ。
出来ればお燗。
冷や(常温)もOK!
開栓後も常温で放置して貰って結構です。
忘れた頃に飲んで頂いて全く問題ありません。
より美味しくなっていることはあっても劣化することは決してありませんのでご安心下さい。
とは言っておりますが、実際飲み出すとアッと言う間に無くなると思います(笑)
我が家ではお気に入りの蔵の普通酒を色々常備しておりますが、一番早く無くなるのは決まって「超上撰」です。
私は日本酒は食中酒ですからお料理との相性をとても大切にします。
ですが、このお酒は全く気にする必要はありません!
日常的に飲むお酒でいちいち相性を気にしていたら肩が凝るじゃないですか。
「超上撰」は何にでも合う万能なお酒です。
これまで、私は料理のジャンルを問わず、色々な物を食べながら「超上撰」を飲んで参りましたが、合わない物に出会ったことが未だにありません!
先日も「都美人酒造」を訪問した帰りに、淡路島で人気のおはぎを買って帰ってアテにしました。
あんこの甘味、ふっくらとしたお米の旨味を「超上撰」は見事に受け止めてくれます。
と、まあ、とにかく何でも合うんです!
お家に1本あったら、チョット1杯飲みたい時に気軽に飲めます。
飲食店様はこんなお酒が1本、いや1ケースあったらお客様も大喜びされることと思います。
食の宝庫淡路島の日常を支えている「都美人の超上撰」
自信を持ってオススメ致します。
ケース買い大歓迎!
もちろん、他の「都美人」のお酒達も引き続きよろしくお願い致します。
《「超上撰」の製法!どれだけ手間が掛かっているのかをご紹介!》
まず最初に。
「超上撰」は普通酒です。
普通酒に良いイメージをお持ちで無い方もいらっしゃるかと思います。
残り物を混ぜて売っているような…。
皆様、ご安心下さい!
仮に「超上撰」がそんなお酒だったら私は絶対に皆様にオススメ致しません!
普通酒は地味なお酒かも知れませんが、掛かる手間と価格のバランスが最も悪いお酒だと思っています。
つまり、手間に見合った価格で販売出来ていないということです。
正直、安過ぎます!
ですが、高くしてしまうと地元の方が日常的に飲めない。
だからお求め易い価格で販売されているのです。
さて、「超上撰」の製法ですが、「超上撰」は普通酒としてはとても珍しい山廃仕込みのお酒です。
(もっとも、「都美人」と言えば山廃ですし、山廃だから「超上撰」は旨いのですが。)
普通酒の多くは酒母を仕込む際に醸造用の乳酸を添加する速醸(そくじょう)と呼ばれる製法で仕込まれています。
これは普通酒のみならず、現在のお酒造りの主流になっている製法です。
山廃は天然の乳酸を取り込んで酒母を仕込むので、速醸より日数が掛かります。
速醸が約2週間で酒母が出来上がるのに対し、山廃は約4週間。
ほぼ倍です。
この段階でも倍の手間暇が掛かっておりますが、まだまだ。
次に酒母を大きい仕込みタンクに移し、蒸し米・米麹・酵母・水を3回に分けて加えていく三段仕込みを行います。
更に、お酒にお米本来のふくよかな甘味・旨味を持たせる為に四段仕込みを行います。
そして、醸造アルコールを加えて味わいのバランスを整えて、上槽します。
(ここでは敢えてサラッと書きますが、残念ながら純米では飲み応えと軽さを高いレベルで両立させるている「超上撰」の味を出すことは難しいです…。)
こうして出来た原酒を滓引き(おりびき)した後に濾過し、火入れを行いタンクで貯蔵。
こうすることで味を落ち着かせ、熟成による円やかさと旨味を引き出します。
「都美人酒造」では四段を打つお酒と三段仕込みで終わる普通酒を幾つも仕込み、それぞれを1年以上熟成させています。
「超上撰」はこれらのお酒をブレンドすることによって、ふくよかさとキレと軽快さのバランスを整えています。
最後に割水をして、火入れを行って、瓶詰めしてようやく完成です。
とまあ、色々書きましたが、これでもかなり省略しています。
とにかく、世の中に多く出回っている普通酒の中でもトップレベルの手間を掛けて造られているお酒なんだなと少しでも感じて頂ければ幸いです。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 都美人酒造(兵庫県) |
特定名称 | 普通酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.miyakobijin.co.jp |
■甘辛:辛口 ■原料米:麹・酒母:五百万石 掛:日本晴 ■精米歩合:70% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |