「都美人」の伝統と能登杜氏伝統の技の結晶!山廃純米大吟醸! ◇【木箱入】都美人 山廃純米大吟醸
商品説明
《「都美人」の伝統と能登杜氏伝統の技の結晶!山廃純米大吟醸!》
お米をあまり溶かさない大吟醸とお米を溶かす山廃。
造りとしては対照的。
この2つの要素を融合させたお酒が山廃純米大吟醸です。
山廃純米大吟醸を設計されたのは「都美人酒造」初の能登杜氏、山内邦弘(やまうちくにひろ)さん。
「都美人」と言えば山廃。
伝統の山廃を引き継ぐ次世代の杜氏として就任したのが能登杜氏の山内さん。
山内さんは山廃造りを得意とする能登の名杜氏の推薦で「都美人酒造」に入社されました。
山内さんが加入されて大きく変わったのが平成24年から25年に掛けて。
釜場や麹室を一新し、体制が整ったのを機に山廃純米大吟醸にチャレンジされたのです。
大吟醸らしいキレイさを表現しながら、山廃らしい酸と旨味の力強さを出す。
しかも、能登杜氏として金沢酵母(きょうかい14号酵母)にこだわって。
言葉にすると簡単なのですが、実際にはこれがかなり大変なんです。
キレイさを追求し過ぎると山廃らしさが出ない。
山廃らしさを出し過ぎると大吟醸のキレイな味わいが損なわれる。
ギリギリを見切って1つのお酒に仕上げられた技術力をこのお酒から感じて頂きたいんです。
全体的にはスッキリと造られています。
しかし、飲み進めて行くと、山廃らしい旨味がジワジワと出て来るのです。
このジワジワがまた良い。
いきなり出て来られては出しゃばり過ぎですから。
山廃が主役でありながら脇役もこなしている所がこのお酒の一番の良い所なのでは?と私は思っています。
私は金沢酵母のお酒が好きなので、金沢酵母のお酒には特に「らしさ」を求めてしまいます。
金沢酵母のお酒は品の良いお酒であって欲しい。
奥ゆかしさが金沢酵母の良さだと思っています。
このお酒にはその奥ゆかしさが感じられるのです。
大吟醸と言えども派手さはありません。
しかし、飲み進める毎に感じられる芯の強さや美しさ、流れるような味わいにこのお酒の良さを感じます。
「都美人」の伝統の山廃で能登杜氏がチャレンジした純米大吟醸という新しい形。
「都美人」の素晴らしさを十二分に感じて頂けるお酒として自信を持ってオススメ致します。
冷酒はもちろんのこと、私と山内杜氏はお燗もオススメですので興味のある方はお試し下さい。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 都美人酒造(兵庫県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.miyakobijin.co.jp |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県産山田錦 ■精米歩合:40% ■アルコール度数:16.5度 ■日本酒度:+5.0 ■酸度:1.8 |