ただの低アルではない!飲みやすさの中に味のある酒です。 ◇澤屋まつもと Kocon(ココン)
商品説明
《楽しい時間を日本酒で!飲みやすく爽やかな酒》
「澤屋まつもと」を主力銘柄とするこの蔵が造る別ブランドが「Kocon(ココン)」。
これまでの蔵の製品とは一味違うラベルデザインで、松が描かれています。
実はこの松と商品名の「Kocon」には意味があるのです。
《松に古今の色無し》
これは南北朝時代の禅僧、夢窓疎石の言葉「松無古今色、竹有上下節」という対句の一部。
松に古今の色無く、竹に上下の節有り」と読みます。
松は常緑樹なので葉は常に緑色ですが、その中の一本一本には古い葉と新しい葉の差別がハッキリとあります。
また、竹には節があり、歴然とした上下の差はあるが、全体としては優劣の無い同じ一本の竹。
つまり平等の中にも差別があり、差別の中にも平等があるということです。
蔵は「Kocon」を造るに当たり、一言で日本酒と言っても色々なタイプ、味わいがあるという思いを商品名に込めました。
なので味わいも澤屋まつもととは異なります。
アルコール度数は低めの13度。日本酒の重さを取り払った軽い味わい。そして若干の炭酸が混ざったシュワッとした舌触りが特徴の酒になります。
さて、どんな味なのでしょうか。
《期待を込め試飲。ココンのテイスティングレポート!》
グラスに酒を注ぐと、最近の松本酒造のらしい気泡が確認出来ます。
口に含むとやはりシュワシュワ。とても爽やか。
松本酒造の酒は開けたては結構固いのが特徴なのですが、この酒は開けたての固さは程々。いきなりから軽快に飲めます。
そして、軽快さに任せて飲み進んでいくと、優しい甘味、酸、アクセントとしてほのかにミネラルやビターといったニュアンスも表れます。
1本筋の通った旨味!しっかり飲みごたえがあるのもこの酒の特長。
ちなみに、開けたての固さを余り感じなかったものの、念の為に経過を日毎に見ていくと、2日目、3日目と開いて来ることは確認出来ました。
ただ飲みやすいだけの低アルコールのお酒ではありません。
ハッキリ言って完成度が高いです。一言で表現すると飲みやすいお酒です。
ですが、飲めば飲む程奥が深く、また次の一杯が飲みたくなる、ハマってしまう酒質。
蔵元がこの酒に込められた思いがどんどん伝わって来る熱い1本です!
澤屋まつもとと飲み比べて味の違いを楽しむのもよし。
普通の酒とわ異なる味、シュワシュワ感とはどのような味なのか、低アルコールとはどんな味なのか?を試してみるのもよし。日本酒にも色々なタイプ、味わいがあることをお楽しみください。
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 松本酒造(京都府) |
特定名称 | 非公開 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | https://matsumotoshuzo.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県加東市東条産山田錦 ■精米歩合:非公開 ■アルコール度数:13度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |
受賞歴・マスコミ紹介
『日経マガジンスタイル』「ジャケ飲みしたくなる一本」
2017年10月『日経マガジンスタイル』日本酒特集号の中で「ジャケ飲みしたくなる一本」として「澤屋まつもと Kocon(ココン)」が掲載されました。
「日経マガジンスタイル」は日本経済新聞社が発行するフリーペーパーです。