米を巡る純米シリーズ番外編の朝日! ◇まんさくの花 巡米シリーズ 朝日70
商品説明
《米を巡る純米シリーズ番外編の朝日!》
岡山県産のブランド米として有名な「朝日」
皆様、岡山県と言うと「雄町」のイメージが強いのではないでしょうか?
「雄町」は酒造好適米、そして、「朝日」は実は飯米なんです。
現在では岡山県の米の代表格のような存在ですが、意外や意外、元々、朝日は京都で栽培されていた京都旭から選抜された米。
明治時代に京都で誕生した京都旭を岡山農業試験場で純系淘汰(じゅんけいとうた)し、誕生しました。
「朝日」はコシヒカリやササニシキのルーツと言われる米で、東の亀の尾、西の朝日と呼ばれていた程の有名品種でした。
しかし、稲穂からもみが落ちやすく、また、稲が倒れやすいという栽培困難な米という側面もあり、生産者が激減。
今では岡山県の一部の農家さんが「幻の米」とも言うべき「朝日」を大切に生産されています。
幻の米と呼ばれる所以は生産の減少だけではありません。
現在、様々な品種の米が流通しておりますが、朝日だけが唯一人工交配をしていない在来品種なんです。
酒香味を決める要素は色々あります。
その中の1つは原料である米。
米以外の要素は変更せず、米のみを変更することで、米による酒の違いを表現したシリーズ。
それが「巡米シリーズ(じゅんまいシリーズ)」です。
他の要素というのは、精米歩合・酵母・仕込規模・火入れ・貯蔵・仕込時期のことです。
酵母は秋田酵母のNo12。
秋田酵母のNo12はイソアミル系でバナナ系の軽快なタイプの酵母です。
精米歩合は70%。
まんさくで70%は高めです。
まんさくファンならピンと来られたのではないでしょうか。
このシリーズ、元々は55%の吟醸でした。
それが70%にシフトチェンジ。
ここにまんさくのチャレンジがあるのです。
精米歩合が70%となったことで特定名称上は吟醸を名乗ることが出来ません。
それでも、吟醸に勝るとも劣らない酒質を実現出来るという自信!
これが平成最後、30BYから始まった純米規格の「巡米シリーズ」です。
シリーズは雄町→美郷錦→愛山→秋田酒こまち→亀の尾→山田錦の順です。
この途中でスポットして組み込まれる番外編。
その1つが朝日。
バランスの良い仕上がりの中に朝日のシャープが生きていて、軽快に飲めます。
「まんさくの花」の特徴と言えば、巨大な冷蔵庫による瓶貯蔵!
これにより、精米歩合70%の固い朝日とは思えない、軽快な味わいに仕上がっています。
頒布会形式は取っておりませんが、毎回のご注文雄町しています!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 日の丸醸造(秋田県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://hinomaru-sake.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:岡山県産朝日 ■精米歩合:麹:50% 掛:70% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:+2.0 ■酸度:1.8 |