飲み比べが面白い!巡米シリーズ第一弾は希少米星あかり! ◇まんさくの花 巡米シリーズ 星あかり70 1800ml
商品説明
《飲み比べが面白い!巡米シリーズ番外編!希少米星あかり!》
「星あかり」は東北地方で開発された酒造好適米なのですが、かなり希少で広く出回っておりません。
「星あかり」は1988年に東北地方の振興を目的として東北電力の研究開発センターが中心となって開発した米です。
母が食用米の「初星(はつぼし)」で父が酒造好適米の「美山錦」で、人工交配によって育成・開発が進められました。
「星あかり」は1996年に「K-101」の名前で公表され、試験栽培、試験醸造を重ねた後、1998年に現在の「星あかり」として商標登録されました。
「星あかり」という名前は親株の「初星」と東北電力を連想する「あかり」から名付けられました。
米の特徴としましては、美山錦に似ているのですが、酒造りとなるとなかなか造り手泣かせなのだそうです。
まず、米がとても固いので精米に時間が掛かります。
また、吸水の管理も難しく、なかなか吸わないかと思いきや、一旦吸い出すとどんどん吸ってしまうんです。
ですから、限定吸水で吸水率をキッチリ管理していくことが必須となります。
その結果、使い手が増えず、一部の契約農家さんのみが栽培する希少米になってしまいました。
ですが、手を掛ければ掛けた分だけキッチリ応えてくれる米で、父親の美山錦に似たシャープでキレの良い酒に仕上がります。
酒香味を決める要素は色々あります。
その中の1つは原料である米。
米以外の要素は変更せず、米のみを変更することで、米による酒の違いを表現したシリーズ。
それが「巡米シリーズ(じゅんまいシリーズ)」です。
他の要素というのは、精米歩合・酵母・仕込規模・火入れ・貯蔵・仕込時期のことです。
酵母は秋田酵母のNo12。
秋田酵母のNo12はイソアミル系でバナナ系の軽快なタイプの酵母です。
精米歩合は70%。
まんさくで70%は高めです。
まんさくファンならピンと来られたのではないでしょうか。
このシリーズ、元々は55%の純米吟醸でした。
それが70%にシフトチェンジ。
ここにまんさくのチャレンジがあるのです。
精米歩合が70%となったことで特定名称上は吟醸を名乗ることが出来ません。
それでも、吟醸に勝るとも劣らない酒質を実現出来るという自信!
これが平成最後、30BYから始まった純米規格の「巡米シリーズ」です。
R1BYのシリーズは星あかり→雄町→朝日→美郷錦→愛山→百田→秋田酒こまち→亀の尾→山田錦の順です。
星あかり・朝日・百田が新たに加わりました。
1BYの第一弾、星あかり。
シャープさが特徴の星あかりを第一弾に抜擢。
まずはシンプルに星あかりのシャープな味わいをお楽しみ下さい。
その上で、この酒が更に成長するとどのように味わいが変わるか。
数本お買い求め頂き、経過を見るというのも楽しみ方の1つだと思います。
頒布会形式は取っておりませんが、毎回のご注文雄町しています!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 日の丸醸造(秋田県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://hinomaru-sake.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:秋田県産星あかり ■精米歩合:麹:50% 掛:70% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:+2.5 ■酸度:1.8 |