蔵元の熱い想いがこの1本にギッシリ! ◇東光 契約農家 β(ベータ) 1800ml
商品説明
《契約農家シリーズ第三弾はβ(ベータ)》
「東光」の大好評シリーズ「契約農家」
第一弾は出羽の里、第二弾は出羽燦々。
そして、今回の第三弾はβ(ベータ)です。
ところで皆さん、ベータって何?って思われませんでした?
私も案内を見た時は「エッ!?」って思いました。
案内をよーく読んでみると、βは試作品なんだそうです。
「東光 契約栽培 Prototype」と言った所でしょうか。
これまでの2商品と大きく違うのは、お米が一般米(飯米)だということです。
厳密に申しますと「掛米は」ですが。
麹米には酒造好適米の出羽きらりが使用されています。
実はこれもまた珍しい。
出羽きらりは本来、掛米用の酒造好適米なんです。
それを敢えて麹米として使用されている。
試作品だからなのでしょうか、これまたなかなかのチャレンジ精神だと思います。
今回のβには蔵元の熱い想いが込められているんです。
それは、「お客様と共に造り上げる味わい」
酒造好適米100%でなく、一般米でどこまでの味が実現出来るかという課題を自らに問い、切磋琢磨し、進化し続ける。
これがβのコンセプトです。
進化の過程でお客様からの意見を取り入れ、より「今」のお客様が求める味わいに近付ける。
進化し続ける商品、それがβ。
また、βは近江商人の格言、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」ではありませんが、「農家さん、蔵元、お客様」のそれぞれにメリットがあるお酒なんです。
一般米を使用することで、生産される農家の方も栽培面でのリスクを軽減することが出来、酒造好適米に比べて低価格なので、皆様には普段飲みに最適なお手頃価格での提供が可能。
更に、蔵元にとっても原料米の仕入れが安定的になるので欠品の可能性は下がり、安定的に商品を出荷出来る。
まさしく、全てにメリットのあるお酒です。
さて、こうなると一番肝心なのは味わいです。
味わいが伴わなければせっかくのメリットも台無しですから。
ということで試飲してみました。
ほのかに「東光」らしい甘味を感じるフルーティーな香り。
頭の中にはメロンが思い浮かびました。
飲んでみると、「東光」の真骨頂、甘味をベースにお米の旨味、酸、切れが感じられ、豊かな味わいと飲みやすさが見事に両立しています。
これまでの「契約栽培」シリーズ同様、冷酒からお燗まで幅広い温度帯で楽しめるお酒ですので、日常の晩酌や飲食店様の定番メニューで大活躍してくれるお酒です。
最後に。
このお酒、蔵元にもメリットがある商品ではありますが、忘れてはいけないのが企業努力。
どちらかというと蔵元のメリットよりも農家さんと飲み手の皆様のメリットの方が大きい商品です。
もっと高く売れるだけのポテンシャルがこのお酒には十二分にあります。
それは飲んで頂ければきっと分かって頂けるハズ!
蔵元がβに込めた熱い想いを感じ取って頂ければ幸いです。
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 小嶋総本店(山形県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-toko.co.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:麹:山形県産出羽きらり 掛:山形県産はえぬき ■精米歩合:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |