原種滋賀渡船6号ならではの力強い旨味がここに! ◇喜楽長 特別純米酒 滋賀渡船 生原酒 1800ml
商品説明
《50グラムの種籾からの復活!滋賀渡船6号の旨さがここに!》
皆様は渡船(わたりぶね)というお米をご存知でしょうか?
あまりメジャーなお米では無いのでご存知の方は少ないかも知れません。
では、山田錦はいかがですか?
渡船は知らないけど、山田錦は聞いたことがあるって方がいらっしゃるのではないでしょうか。
実は山田錦のお父さんに当たるお米が渡船、厳密に申し上げますと、背丈の短い、短稈渡船(たんかんわたりぶね)です。
ちなみに、お母さんは山田穂(やまだぼ)です。
明治28年に当時の滋賀県農事試験場で福岡県産の渡船から純系分離し、滋賀渡船2号・滋賀渡船4号・滋賀渡船6号が育成されました。
その中の滋賀渡船2号が短稈渡船、つまり山田錦の父親に当たります。
滋賀渡船は昭和34年までは滋賀県の奨励品種として栽培されていましたが、後継品種の勢いに飲み込まれ、一旦生産が途絶えてしまいました。
JAグリーン近江酒米部会がそんな滋賀渡船を復活させようと現在の農業技術振興センターから50グラムの種籾を譲り受けて栽培が再開。
この復活した滋賀渡船を初年度から使用して酒造りを行っている蔵の1つが「喜楽長」を造る「喜多酒造」です。
「喜多酒造」で使用されている滋賀渡船は6号。
滋賀渡船6号は他の渡船に比べて背丈が高いので倒れやすく、なかなか生産者泣かせなお米です。
しかし、滋賀県の酒造好適米として少しずつ生産量を伸ばし、現在に至ります。
滋賀渡船の一番の魅力は原種ならではの力強さ。
「喜楽長 特別純米酒 滋賀渡船」では力強い渡船の旨さが味わえます。
酵母も渡船との相性を考えて9号系を使用。
渡船のパワフルな旨味が見事に引き出されています。
そして、この旨味を支えているのが酸。
良いキレしています!
渡船の旨さ、存分に味わって下さい!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 喜多酒造(滋賀県) |
特定名称 | 特別純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://kirakucho.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:滋賀渡船 ■精米歩合:60% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:+2.2 ■酸度:2.4 |