日本酒度に惑わされるな!辛さの中にある甘味、旨味を感じろ! ◇喜楽長 辛口純米吟醸
商品説明
《辛旨って美味しいですよね♪》
私、辛い物が大好きです。
激辛とかみるとツイツイ食べたくなります。
私の中ではたまにメールマガジン等でお話している二郎系ラーメンとどこか似ているんです。
チャレンジ精神が掻き立てられるという意味で(笑)
食べられるかなというドキドキと完食した時の達成感!
とは言いながら、単に辛さだけを追求したお料理は美味しくないです。
やっぱり、旨くないと!
辛さの後から感じられる甘味や旨味。
これが重要!
それでは、「喜楽長」の辛旨なお酒、辛口純米吟醸をご紹介して行きます。
瓶の首の部分に貼られているラベル。
日本酒度+14.0
と、書かれています。
私にはこれがイングランドの国旗、ブルーのボトルの720mlの場合ですとユニオンジャックのようにも見えます。
ちなみに、蔵の方に聞いてみた所、たまに聞かれるそうですが、特に意識はしていないとのことです。
日本酒の辛さ甘さを表す日本酒度。
プラスの数値が大きくなると辛口、マイナスの数値が大きくなると甘口だと言われています。
しかし、日本酒度だけでは計れないのが日本酒の味わい。
実際にはとても複雑です。
甘味の多い少ない以外にも、酸やアルコール度数等色々な要素があるからです。
ですから、単に日本酒度の数値が高いから辛い、逆に数値が低い、マイナスだから甘い。
とは一概には言い切れません。
「喜楽長」の辛口純米吟醸はその典型。
日本酒度がプラス14.0と聞くと、日本酒度をご存知の方ならかなり辛口のお酒を思い浮かべられるかも知れません。
もちろん、キレは良くスッキリとした後味のお酒ではあります。
しかし、このお酒で一番感じて欲しいのは辛さの前の旨味、優しい甘味。
そう、「喜楽長」の辛口純米吟醸は辛旨なお酒なんです。
荒々しさは全く無く、寧ろ優しい。
金沢酵母由来の品の良さを感じるお酒です。
冷酒でスッキリ行きたくなるかも知れませんが、実はひや(常温)かお燗もオススメ。
金沢酵母らしさを十二分に味わうなら、冷酒よりも温度を上げてあげる方が感じ取りやすくなります。
数値に惑わされるな!
お酒は飲み物!
辛口純米吟醸のキレの良さ、旨さは飲んで味わってみて下さい。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 喜多酒造(滋賀県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kirakucho.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:山田錦 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17度 18度 ■日本酒度:+14.0 ■酸度:1.9 |