喜久盛酒造とstudio80-80のコラボ!トヨニシキ55の秋あがり! ◇喜久盛 純米酒 トヨニシキ55 秋あがり 2022BY 1800ml
商品説明
《生熟後の火入れで帰って来た!トヨニシキ55!》
熟成させたら化けるかも!
「喜久盛」のほぼ全ての商品で私がいつも思うことです。
と、思っていたらタンク1本の限定「トヨニシキ55」が秋あがりで帰って来ました!
ちゃんと囲っていらしたんですね♪
毎年ひやおろし(秋あがり)の銘柄が変わる「喜久盛」ですが、今回は「トヨニシキ55」
約1年半熟成です!
今回はひやおろしでは無く、秋あがりと表記されていることには意味があります。
ひやおろしには一応、定義がありまして。
冬から春に掛けて搾られた新酒を火入れし、タンクで夏の間、常温熟成し、秋に火入れをせずに瓶詰。
常温(冷や)でおろすのでひやおろしと呼ばれています。
ですが、今回のお酒は生で熟成させた後、瓶詰、火入れを行われたので、ひやおろしでは無い!
(最近では珍しくなった生貯蔵です。)
ということで、秋あがりという商品名にされました。
(そもそも、1年半熟成って時点でひやおろしでは無いのですが。)
火入れのタイミングが変わるとお酒の香味は大きく変わります。
生貯蔵ということで生熟成の適度なボリューム感があり、先に火入れした場合とは違う火入れなのに生っぽいお酒に仕上がっています。
味の乗りとしては生貯蔵の方が良いように私は感じました。
良さが違うんですけどね。
1年半熟成の生貯蔵の旨さ、是非味わってみて下さい!
《喜久盛酒造とstudio80-80のコラボで復活!トヨニシキのお酒!》
「喜久盛の純米酒トヨニシキ55」のラベルを手掛けられたのは弊社オリジナルのお猪口もデザインして下さった「studio80-80」さん。
「喜久盛酒造」とのコラボで色々なラベルをデザインされています。
「studio80-80」さんはテレビゲームをモチーフにしたアパレルブランド。
「喜久盛」の文字を見ていると懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか?
さて、このラベルが採用された中身のお酒は「トヨニシキの純米酒」
使用されているお酒造りに欠かせない酵母はきょうかい7号酵母。
蔵元の藤村さんとこのお酒に付いて話していると、興味深い話が出て来ました。
このトヨニシキときょうかい7号酵母の組み合わせ。
実は先代が造られていた「上撰喜久盛」と同じなのだそうです。
藤村さんにとって、「純米酒トヨニシキ55」つまり、「トヨニシキ×きょうかい7号酵母」は「上撰喜久盛」へのオマージュ。
これで繋がりました。
ラベルから来る懐かしさと。
ラベルやネーミングには遊び心を。
中身のお酒は1本筋が通っている。
これが「喜久盛」の魅力であり、ファンの心をくすぐっているのだと思います。
香りは割とスッキリなのですが、飲むとガツン!
酸もしっかり感じますが、酸が更に旨さを増している。
開栓直後はじゃじゃ馬ですが、日ごとに落ち着いて来ます。
変化を楽しんでみて下さい。
いつもの「喜久盛」とは一味違うので、他のお酒と飲み比べてみても面白いと思います。
私はこのお酒を飲んで、先代の上撰にとても興味が湧きました。
超限定品ですのでお早めに。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:岩手県産トヨニシキ ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17.6度 ■日本酒度:+1.0 ■酸度:2.8 |