心を鷲掴みにされるキレッキレの旨さ!山廃のタクドラおりがらみ! ◇喜久盛 タクシードライバー 山廃純米生原酒 おりがらみ
商品説明
こちらは限定のおりがらみです。
醪(もろみ)を搾ることを上槽(じょうそう)と言います。
搾られたお酒はタンクに移されます。
上槽が終わった後、1週間程経つと、タンクの底にオリが沈殿します。
上澄みは通常商品として瓶詰めされます。
底に残ったオリを絡ませた限定商品が「おりがらみ」です。
《心を鷲掴みにされるキレッキレの旨さ!山廃のタクドラ!》
奇抜なラベルとネーミングで我々を常に驚かせてくれる「喜久盛酒造」
「喜久盛」の看板商品と言えば「タクシードライバー」
蔵元が本気でチャレンジした、燗で美味しい純米酒です。
「タクシードライバー」の魅力の1つ、それは号数毎に味の違いが楽しめること。
ある時は米を変えてみたり、またある時は酵母を変えてみたり。
同じレシピでも仕込み時期や出荷時期が変わるだけでも香味は変わります。
そういうチョットした違いが楽しめると、あなたも知らないうちにタクドラ通になっているかも知れません(笑)
いや、それどころか、日本酒通の仲間入りをされているかと。
さて、今回の「タクドラ」は何が違うのか。
それは製法。
殆どの「喜久盛酒造」の酒は現在の日本酒業界の主流でもある、速醸(そくじょう)という製法が用いられています。
速醸とは酒の元である酒母を仕込む際に醸造用の乳酸を添加する方法です。
それに対し、今回の「タクドラ」で採用された製法は「山廃(やまはい)」
速醸が確立される前に主流だった製法です。
山廃よりも前に確立された生もと(きもと)という製法が現在でもあります。
その生もとを簡略化したのが山廃で、山廃を更に簡略化したのが速醸。
ジックリ時間を掛けて天然の乳酸菌を取り込む製法が生もとや山廃なのに対し、速醸は手っ取り早く、醸造用の乳酸を添加してしまおう、という考え方です。
ザックリとこのように捉えて頂いて問題無いと思います。
(もちろん、実際には色々ありますが、こちらでは割愛させて頂きます。)
この山廃仕込み、実は初の試みではありません。
東日本大震災の前、まだ製造を本社蔵で行っていた頃は「タクシードライバー」が山廃で仕込まれていたことがあったのです。
つまり、「復刻版タクドラ」だとも言えます。
米の旨味をしっかりと感じながらも切れがあり、料理と共に楽しめる酒。
見た目は奇抜でも中身は「ザ・日本酒」であり「食中酒」
このギャップが「喜久盛」の最大の魅力。
その魅力に更に磨きを掛けるのが山廃なのです。
いつもの「タクドラ」とは味の流れが異なります。
米の旨味がグッと来るのは同じなのですが、酸の感じ方が異なります。
より旨味を感じる酸なのですが、エッジが効いていてよりシャープ。
そこに適度な苦味や渋味、コクが加わり、より豊かな味わいを形成しています。
普段の「タクドラ」のシンプルな旨さも魅力ですが、こういう複雑な旨さは飲む人の心をよりくすぐります♪
飲めば飲む程旨さにハマる!
山廃が何か分からなくても飲むだけで十分お楽しみ頂ける激旨酒です!
冷酒で飲まれる場合は冷やし過ぎにご注意下さい。
出来れば冷や(常温)か燗で楽しんで頂きたいです。
その方が、より旨さをお楽しみ頂けます。
ガンガンに熱くしてからの燗冷ましは最強です!
私は毎回山廃でも良い!
飲んだ瞬間はそう思いました。
それ程に衝撃的な旨さです。
ですが、定番があるから限定が映える。
定番の旨さも含めて「タクドラ」の魅力。
是非、全ての「タクドラ」の美味しさを知ってタクドラマイスターを目指して下さい!
その頃には日本酒がもっとお好きになられていると思います。
山廃で仕込まれた超限定「タクドラ」
グッと来る旨さを皆様に感じて頂きたいです!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:かけはし ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:+4.0 ■酸度:1.9 |