オール北上産!文字通りの地酒!北上夜曲のおりがらみ! ◇喜久盛 純米酒 北上夜曲(きたかみやきょく) おりがらみ生原酒 720ml
商品説明
こちらは限定のおりがらみです。
醪(もろみ)を搾ることを上槽(じょうそう)と言います。
搾られたお酒はタンクに移されます。
上槽が終わった後、1週間程経つと、タンクの底にオリが沈殿します。
上澄みは通常商品として瓶詰めされます。
底に残ったオリを絡ませた限定商品が「おりがらみ」です。
《オール北上産!文字通りの地酒!北上夜曲!》
皆様は「北上夜曲(きたかみやきょく)」という曲をご存知でしょうか?
東北、取り分け、岩手県や宮城県御出身の方でしたらご存知の方が多いかも知れません。
「北上夜曲」は戦後間も無い頃、岩手県の盛岡市や宮城県の仙台市で歌われていた曲です。
当時は誰の曲という訳では無く、自然に口ずさむ方が増えていったのだとか。
全国から盛岡市や仙台市の学校に通っていた学生が帰省の際に「北上夜曲」を持ち帰ったことで全国に広まりました。
後にレコード会社がレコード化し、多くの歌手が「北上夜曲」を歌い、更に映画化されることで一大ブームが起こったこともあったそうです。
そんな曲のタイトルが「喜久盛」の商品に付けられていて、今回案内が届きました。
蔵元の藤村さんから話を聞いてみると、このお酒は先代の蔵元が販売していた商品の復刻版です。
当時のことを知る方が現在の「喜久盛酒造」には誰もいらっしゃらないので詳細は不明とのこと。
「北上夜曲」と「喜久盛酒造」の繋がりはとても深いんです。
北上市にある「北上夜曲」の歌碑を建てられたのが当時、観光協会の会長を務めていらした、先々代の蔵元、つまり、藤村さんのお祖父様なんです。
ですから、先代の蔵元が自社の商品に「北上夜曲」と名付けるのはごく自然なことだったのかも知れません。
さて、今回「北上夜曲」を復刻された理由。
それは、せっかく商標登録した名称を埋もれさせておくのは余りに惜しいからだそうです。
ラベルもそのまま引き継げれば良かったのでしょうが、元はアル添酒でしかも蔵の所在地も現在とは異なるということで、ラベルはリニューアルされました。
今回、ラベルのデザインを手掛けられたのが、イラストレーターの吉岡里奈さん。
藤村さんが東京で開催された展覧会に行かれた際に吉岡さんと出会われたことがきっかけで今回のラベルが誕生しました。
更に、地元北上市の印刷会社さんの後押しもあって、商品化されることに。
お酒のご縁、人のご縁を感じます。
ラベルはご覧の通り、日本酒のラベルらしからぬデザイン。
この辺りは喜久盛らしさを踏襲しているように思います。
では、肝心の中身。
このお酒に使用されているお米は地元、北上市産の亀の尾。
ですから、オール北上市ということで「北上夜曲」の名を復刻されたという訳です。
亀の尾の美味さを引き出しているのは岩手県オリジナルの麹菌、黎明平泉(れいめいひらいずみ)ときょうかい6号酵母。
特にきょうかい6号酵母は亀の尾、更に「喜久盛」と相性が良いということで、きょうかい酵母の中ではよく使用されています。
亀の尾の固さ由来のキリッと引き締まった味わいをお楽しみ下さい。
亀の尾の旨さを堪能するなら熟成です!
待てない方はお燗がオススメ。
さあ、ラベルにピンと来たあなた!
もう飲まずにはいられないでしょう?
ご注文お待ちしています!
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:岩手県北上市立花地区産契約栽培米亀の尾 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:±0 ■酸度:2.2 |