10號は火入れですが、おりがらみはもちろん生! ◇喜久盛 タクシードライバー 純米生原酒 仕込み10號 おりがらみ 1800ml
商品説明
こちらは限定のおりがらみです。
醪(もろみ)を搾ることを上槽(じょうそう)と言います。
搾られたお酒はタンクに移されます。
上槽が終わった後、1週間程経つと、タンクの底にオリが沈殿します。
上澄みは通常商品として瓶詰めされます。
底に残ったオリを絡ませた限定商品が「おりがらみ」です。
《いよいよ終盤戦!タクドラ10號!》
「タクドラ」は人気のお酒。
お電話でのお問い合わせが多い銘柄の1つです。
その時に、現在、○号と□号と…、って話をするとお客様は??ってなってしまわれます。
皆様はそんなことありませんか?
多くのお客様は「タクシードライバー」ってお酒は1種類だと思っていらっしゃるようです。
ところが、実は違うんです。
「タクシードライバー」には号数が商品名に記載されています。
号数はタンクを表しています。
タンクによって異なる味わいを楽しむ、それが「タクドラ」です。
「タクドラ」はお米がかけはしで、精米歩合は55%。
これは極一部のイレギュラーを除いて、どの「タクドラ」でも同じです。
違うのは酵母。
「タクドラ」の違いを説明する際、タンクと酵母の話をするのですが、多くの方はあっ、そうなんだ、って薄い反応。
ですが!!
酵母が違うとお酒の味わいは大きく変わります!!
なぜ、そんなに変わるのか。
それは、本当にお酒を造っているのは蔵人では無く、酵母だから。
酵母がアルコール発酵を頑張ることによってお酒は造られているのです。
蔵人は酵母の環境を整えるお手伝いさん。
「タクドラ10號」を造ったのはゆうこの想い。
「喜久盛」で一番頑張っている酵母です。
ゆうこっておっしゃる方が多いですが、名前の由来は、「you、この想い」です。
ですが、こんなこと書いてる私もゆうこって呼んでます(笑)
同じお米、同じ麹、同じ水、同じ酵母だったら同じ香味のお酒になるか。
それがならないんですよねぇ。
だからこその飲み比べです。
終盤のゆうこは冬季のゆうこに比べてなかなかのボリューム感です。
こういう味の変化を楽しむのも「タクドラ」の面白さかなと思います。
過去の号数も多数取り揃えておりますのでよろしくお願い致します。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:かけはし ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:+3.0 ■酸度:2.0 |