喜久盛ファンは必ずgetして!!謎のおりがらみ!ビクトル投げ! ◇喜久盛 純米原酒 ビクトル投げからの膝十字固め 2022BY(令和4BY) 720ml
商品説明
《何!?この名前!?》
「ビクトル投げからの膝十字固め」
まあ、これだけを聞いてお酒の名前だとは思わないですよね。
「ビクトル投げからの膝十字固め」は格闘家、藤村卓也の得意技なんです!
プロレスに興味を持たれた藤村さんは高校時代、レスリング部に所属。
1990年、第17回東北総合体育大会レスリング競技、グレコローマンスタイル54kg級で準優勝。
1999年には、総合格闘技「RINGS」アマチュアリングストーナメント60kg級で準優勝。
グラップリング-Bでは、第2回全日本選手権オープントーナメント60kg級で優勝。
第12回アマチュアコンプリートファイティングトーナメントライト級で優勝。
アマチュアパンクラス第1回オープントーナメント60kg級で3位。
などなど輝かしい成績を収められました。
そんな藤村さんの得意技「ビクトル投げからの膝十字固め」ですが、この技の使い手として有名なのはロシアの総合格闘家、アンドレイ・コピィロフという人。
1999年に行われた「RINGS KING OF KINGS 1999」の1回戦で、対戦相手の世界柔術ヘビー級王者だったカステロ・ブランコを試合開始16秒で一本勝ち!
その時の技が「ビクトル投げからの膝十字固め」
藤村さんは高校時代、サンボの教則本を読んで自己流でビクトル投げをされていたのだとか。
その後、サンボを習い、「和術慧舟會」に所属し、総合格闘技に移行してからは、この技で一本勝ちを収められたこともあったそうです。
より詳しいことが知りたい方はインターネットで検索、若しくはお酒のイベントで藤村さんから直接聞いて下さい。
あと、ラベルのスキンヘッドのおっちゃんが誰なのかはご想像にお任せします(笑)
まー、ラベルの方がもしこのお酒のことに気が付いたとしても多分何も言ってこないと思いますが。
「タクシードライバー」も然り、ギリギリの線を突いて来る所が、蔵元の藤村さんの危なっかしいというか、ヒヤヒヤさせてくれるというか、面白い所でもあります。
そろそろお酒の話に持って行かないと(笑)
このお酒「ビクトル投げからの膝十字固め」ですが、商品名とお酒に関連性は特にありません。
とあるお酒のイベントで、主催者が藤村さんの話を元に考案、リリースされたことがあるのですが、今回は中身のお酒が全く違います。
「ビクトル投げからの膝十字固め」は、お米はひとめぼれで精米歩合は55%。
酵母はきょうかい6号。
今期はアルコール度数が15度台と「喜久盛」にしては大人しめ。
実はこれまでと大きく違うのは製法。
今回はおりがらみと言うよりは立派なにごりです。
私、辛口をうたったにごりがあまり好きではありません。
それは、甘味を削いでしまうとバランスが取り辛く、苦味や渋味が出てしまうからです。
同様の話を藤村さんにもしたのですが、私が指摘するまでも無く、きちんと工夫されていました。
オリの量を増やすことで辛口でありながらにごり酒らしい円みが出されていて実に飲みやすい。
今回の製法は高橋杜氏の発案で実現したそうです。
お酒は飲み物です。
もちろん、味は大事。
ですが、食い付きという意味ではラベルや商品名も大切です。
そのことが改めてよく分かりました。
さあ、毎回大人気のビクトル投げ!
絶対getして下さいよ!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:岩手県産ひとめぼれ ■精米歩合:55% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:+4.0 ■酸度:1.8 |