タクドララッシュも終盤戦!仕込み7號!限定のおりがらみ! ◇喜久盛 タクシードライバー 純米生原酒 仕込みナナ號 おりがらみ 1800ml
商品説明
こちらは限定のおりがらみです。
醪(もろみ)を搾ることを上槽(じょうそう)と言います。
搾られたお酒はタンクに移されます。
上槽が終わった後、1週間程経つと、タンクの底にオリが沈殿します。
上澄みは通常商品として瓶詰めされます。
底に残ったオリを絡ませた限定商品が「おりがらみ」です。
《爽やかなタクドラ♪きょうかい7号酵母で仕込まれたタクドラナナ號!》
「タクドラ」こと「タクシードライバー」でメインで使用されている酵母は岩手県のオリジナルのゆうこの想い。
スポットで同じく県オリジナルのジョバンニの調べやきょうかい酵母が使用されています。
今回の「タクドラナナ號」に使用されているのはきょうかい7号酵母。
1BYはナナ號で7号です(笑)
さて、きょうかい7号の別名は真澄酵母。
長野県の宮坂醸造で発見された酵母です。
爽やかなお酒や逆に味のしっかりしたお酒によく使われています。
この7号酵母には泡ありの7号と泡無しの701号があるのですが、「喜久盛酒造」では泡ありを採用。
泡ありと泡無し、どちらが良いっていうのは特にありません。
双方にメリットがあるので。
泡無しは泡ありの突然変異なので、やっぱり、元の泡ありが良いとおっしゃる方もいらっしゃいます。
また、味を出したいというお考えの方も泡ありを使われる傾向にあります。
逆に泡無しは、掃除が楽なのと、泡が増える量を計算しなくていいので、その分泡ありよりも多く仕込むことが出来て効率的。
そこで、蔵元の藤村さんにその辺りのことを伺ってみました。
すると、意外な、いや、ある意味らしい答えが返って来ました。
藤村さんも杜氏の高橋さんもあまり深くは考えていらっしゃらないそうなんです。
泡ありの方が泡を見ていると愛着が湧くのだとか(笑)
「玉川」の杜氏、ハーパーさんも以前、似たようなことをおっしゃってましたよって話をしたら笑っていらっしゃいました。
そこで一致するのかと(笑)
先日、藤村さんとこの話で盛り上がったのでチョット小ネタとしてご紹介させて頂きました。
今度、泡ありにこだわっていらっしゃる他の蔵の方にも聞いてみることにします。
7号酵母の「タクドラ」の率直な感想は、味を出す「タクドラ」でも酵母が変わると爽やかなんだなぁってこと。
もちろん、「タクドラ」ですから味はしっかりありますけどね。
キリッと冷えている時は柑橘系。
温度が上がって来ると、ほんのりバナナが香ってきます。
飲みやすいお酒に仕上がっています。
酵母って面白いですよね。
「タクドラ」の新たな一面を垣間見ることが出来る、きょうかい7号酵母で仕込まれた「タクドラ7號」
オススメです!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:かけはし ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:+3.0 ■酸度:2.2 |