遊び心と真面目の共存!食を豊かにしてくれるタクドラのおりがらみ! ◇喜久盛 タクシードライバー 純米生原酒 仕込み1号 おりがらみ
商品説明
《搾りたての新酒 入荷しました! 岩手の地酒タクシードライバーより》
2024年 冷蔵設備を完備した新しい蔵が完成した喜久盛酒造。
7月から新蔵で酒造りをスタート、8月29日に初搾りを終えた酒が入荷してきました!
こちらは限定のおりがらみです。
搾られたお酒はタンクに移されます。
そして1週間程経つと、タンクの底にオリが沈殿します。
上澄みは通常商品としてビン詰めされます。
底に残ったオリを絡ませた限定商品が「おりがらみ」です。
新しい蔵に移転し、搾り機が変わったためオリがどれぐらい貯まるのかが読めず、たくさん採取が出来ませんでした。その結果当店には720ml 12本のみの入荷となります。
お一人様1本、数量限定販売とさせていただきます。
《岩手の銘酒「タクシードライバー」とは》
ロバート・デ・ニーロが怒って来ないか心配になってしまう酒名とラベル。
このタクシードライバーとは、岩手県の酒蔵喜久盛酒造が全国市場へ向けに造った新たな銘柄です。(登録商標済み)
岩手県で「鬼剣舞」「喜久盛」という、いかにも地酒らしい銘柄を造っていた喜久盛酒造。
その5代目、藤村卓也(ふじむらたくや)蔵元が平成17年に立ち上げた新銘柄です。
サブカルが大好きな蔵元。タクシードライバーは、正直勢いで作ってしまったような銘柄でした。ところがこれが地酒業界で注目の酒になり、この蔵の県外向けの主力銘柄に成長しました。
今でも勢いで一風変わった新銘柄を出荷することもしばしば。
サブカル系の豊富な人脈を頼りに、次から次へと面白い酒を世に生み出す少し変わった蔵元なのです。
《タクシードライバー仕込み1号はどんな味?》
この文書を書いている時点でまだ酒は出荷されていません。
なので試飲は出来ていないので味は詳細にはわかりません。
ただ毎年原料米とスペックは同じ仕様。岩手県産の「かけはし」という米を精米歩合55%まで磨き純米酒として出荷。
その年によって味は多少はかわるものも基本となる部分は同じです。
味の方向性としては「これぞ地酒」というタイプの地酒の王道を歩む酒。
「ワインみたーい」「日本酒じゃ無いみたーい」というタイプの酒ではありません。
その真逆です。しっかり飲みごたえがある原酒。
仕込み1号は日本酒度が+1,酸度が1.8。酸が少し高めです。
どのような味なのか?今から飲んでみるのがとても楽しみな酒です。
《2024年の仕込みは新蔵での酒造りです》
喜久盛酒造は2011年に発生した東日本大震災で蔵が半壊しました。
いつ崩れるかわからない蔵での酒造りを断念し、隣の花巻にある休業していた酒蔵を借り酒造りを再開。
そして地震から13年が経過した2024年。
半壊した蔵の敷地内に作った新しい蔵での酒造りを開始しました。
新しい蔵には冷蔵設備が完備されています。そのため8月でも酒造りが可能に。
9月上旬に新酒が出荷できる今どきの蔵に生まれ変わることが出来ました!
新しく生まれ変わったタクシードライバー。
皆様も一緒に祝いませんか!
《注意点 原料米について》
新しい蔵は2023年12月に完成し、2024年の3月から稼働する計画でした。
また、その計画で米の手配も行っていました。
しかし酒造免許の移転が遅れてしまい新蔵が稼働しだしたのは2024年6月。
そのため、仕込み1号で用いる米は、今年(2024年)収穫の新米ではございません。
2024年の3月に製造する計画で2024年の1月に仕入れた米で製造した酒となります。
新蔵設立のハプニングとして温かい目でみていただける日本酒ファンの皆様に飲んでいただきたいと思います。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
---|---|
容量 | 1800ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:かけはし ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17.2度 ■日本酒度:-3.0 ■酸度:1.7 |