思わず噛み締めたくなる旨さ!まめ農園の雄町! ◇川鶴 まめ農園 雄町
商品説明
《思わず噛み締めたくなる旨さ!まめ農園の雄町!》
そうそう、「川鶴」はこれやねん!
一口飲んで惚れ惚れとしたというか、衝撃が走りました!
それが、「川鶴 まめ農園 雄町」
私の中で、出会った頃の「川鶴」の旨さが蘇って来たと思える程に衝撃的な1本になりました。
「まめ農園 雄町」の良い所。
それは、まめ農園の雄町の持ち味がシンプルに十二分に引き出された点にあります。
例えるとしたら、食材の持ち味を生かす為に敢えてシンプルに調理された料理のような。
素材(まめ農園の雄町)に絶大な信頼と自信があるからこその調理法(酒造り)です。
その為に用いられたのが「生もと」と「熟成」
派手さは決してありませんが、素朴な味わいと、思わず噛み締めたくなるような米の旨さが際立っています。
個人的には冷酒はあまりおすすめではありませんが、冷酒党の方は冷やし過ぎにだけはくれぐれもご注意下さい。
この酒の持ち味が損なわれてしまう恐れがありますので。
出来れば冷や(常温)かお燗をおすすめいたします。
追熟もおすすめです。
開栓後も是非ほったらかして、経過を見ながら楽しんでみて下さい。
まだまだ良くなります!
飲む方にとっては懐かしい「川鶴」か新しい「川鶴」に分かれるかと思います。
これもまた面白さであり、魅力ではないでしょうか。
まめ農園の雄町の良さをシンプルに引き出した「川鶴 まめ農園 雄町」
メチャメチャええお酒です!!
そして、「まめ農園」のこだわりを深く知りたい方は続きを是非読んでみて下さい。
《まめ農園のこだわり!》
今回ご紹介する「まめ農園 雄町」はその名の通り、まめ農園で契約栽培された雄町が全量使用されています。
そこで、「まめ農園」に付いて少しお話ししてみたいと思います。
「まめ農園」は岡山県倉敷市の北部にあります。
日本史で必ず出て来る有名な合戦、備中高松城の戦いがあった地域の南西に位置しています。
備中高松城の戦いがあった1582年頃はこの地域は遠浅の海でした。
備中高松城の戦いが終わった後、干拓事業によって現在のように陸地になったのです。
元々海だったということで、農業に必要な淡水は高梁川の水を堰で取水し、八ケ郷用水を経由して引き込んで得ています。
また、元々海や干潟、浜辺であったということは、土壌の多くは砂です。
従いまして、水や肥料の持ちが悪く、収量はどうしても少なくなってしまいます。
そこで、土作りや水の管理を徹底することで少量でも高品質な米を栽培しようという方針で2006年には耕作受託を開始し、専業農家となりました。
2012年からは全ての田んぼで環境保全型農業(緑肥栽培)に取り組み、特別栽培米を契約者に届けられています。
そのうちの1軒が「川鶴酒造」です。
「まめ農園」の全ての田んぼでは稲刈りを終えた後にマメ科の植物、ヘアリーベッチ(ナヨクサフジ)の種を蒔きます。
これは米に適した環境に整える為で、こういう農法を緑肥栽培と言います。
マメ科の植物の特徴である、空気中の窒素を固定する力を利用しての土作り。
それと、ヘアリーベッチの持つアレロパシー効果と呼ばれる、雑草を抑制する効果。
この2つの要素を用いてで無農薬・無化学肥料、若しくは減農薬、減化学肥料で米を栽培されています。
「川鶴酒造」ではこれ程までに大切に育てられた高品質な雄町の良さをダイレクトに表現したい。
そういう思いで、「生もと」プラス「熟成」で素材の良さをシンプルに引き出しています。
「酒造りは米作りから」という理念を掲げている「川鶴酒造」らしい発想ではないでしょうか。
「まめ農園」の雄町の旨さを是非味わってみて下さい。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 川鶴酒造(香川県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kawatsuru.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:岡山県倉敷市・環境にやさしい農家「まめ農園」産雄町 ■精米歩合:58% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:+5.0 ■酸度:1.5 |
受賞歴・マスコミ紹介
「第14回雄町サミット」で優等賞受賞!
「雄町サミット」とは日本最古の酒米である岡山県産「雄町」を原料にした日本酒が全国各地から集まる国内最大規模のイベントです。「第14回雄町サミット」は2023年8月1日、ホテル椿山荘東京(東京都ホテル椿山荘東京)にて開催。歓評会では「吟醸酒の部」にて「川鶴 まめ農園 雄町」が優等賞に選ばれました。
「第13回 雄町サミット」で優等賞受賞!
「雄町サミット」とは日本最古の酒米である岡山県産「雄町」を原料にした日本酒が全国各地から集まる国内最大規模のイベントです。歓評会の審査発表が行われ、吟醸酒の部にて「川鶴 まめ農園 雄町」が優等賞に選ばれました。