酒質向上への挑戦!雄町の旨さと後切れの良さの両立! ◇川鶴 純米吟醸 雄町 720ml
商品説明
《川鶴の酒質と雄町の相性はバツグン!》
私は自分でも雄町バカと言っているくらい雄町のお酒が大好きです。
雄町の一番の魅力は、ドッシリとした野性味溢れる味わい。
この業界に入って最初に飲んだお酒が雄町のお酒だったこともあるとは思いますが、雄町の2文字を見ると引き寄せられてしまいます。
そんな雄町バカの私が雄町のお酒の中でも特に好きなものの1つが「川鶴」の雄町。
私の中で「川鶴」と言えば地元のオオセトであり、雄町です。
「川鶴」の真骨頂、お米の旨味を出し切った味わいと、雄町のドッシリとした旨味はとても合っています。
そんな中、28BYから目標として掲げていらっしゃるのが「キレイな酒質」
先人が造り上げて来られた「川鶴」の特徴である、力強い味わいはそのままに、後味の切れを良くして飲みやすくする。
「川鶴」は年々進化しております。
28BYから純米吟醸に使用される雄町の精米歩合が60%から58%に変更されました。
この2%に意味があります。
雄町らしい深い旨味とキレの良さを両立させる為に導き出された精米歩合が58%。
とても深いこだわりなんですが、ここで説明すると、難し過ぎるので、お酒の説明の前に精米の話でお腹いっぱいになってしまいます(笑)
なので、ここでは割愛させて頂きます。
香りはどことなく、巨峰とマスカットの交配、ピオーネ。
紫掛かった赤いラベル、香川県をイメージした訳ではありませんが、巨峰の濃密な甘さ、マスカットの気品を感じます。
口に含んだ時の香りの広がりがとても美しい。
そこから来ました!
雄町が!
濃密な甘味と雄町の溶けたコク。
でも、ここで終わらないのが「川鶴の雄町」
酸がメチャメチャええ仕事をしてます!
雄町の深みをこれでもかと際立たせているんです。
これこれ「川鶴」の雄町はこうで無いと。
しかも、ここからがスゴい。
酸が余韻にも繋がっていて、決してただの濃いお酒で終わらせません。
一見すると相反するようなことを実現させている。
ここに熱い想い、こだわりを感じました。
雄町は「川鶴」を代表するお米の1つ。
つまり、「川鶴」らしさの出るお米だとも言えます。
だからこそ、川鶴イズムを継承しつつ、自分の想い、カラーを出すのは難しい。
ですが、飲めば分かります。
是非お試し下さい!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 川鶴酒造(香川県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kawatsuru.com/ |
■甘辛:中間 ■原料米:備前雄町 ■精米歩合:58% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:+6.0 ■酸度:1.6 |
受賞歴・マスコミ紹介
「第四回プロフェッショナル・サケ・カレッジ」にて金賞受賞!
2019年9月5日、「第四回プロフェッショナル・サケ・カレッジ」が開催されました。「第四回プロフェッショナル・サケ・カレッジ」とは、東京農業大学と朝日屋酒店が共催する日本酒品評会。東京農大・世田谷キャンパスにおいて蔵元、酒販店、ライター等各分野のスペシャリスト約200名参加者全員が酒質によりカテゴリー分けされた出品酒を審査します。
2019年度は90蔵が出品。その中から 「Aカテゴリー」において「川鶴 純米吟醸 雄町」が金賞に選ばれました!
第11回雄町サミットにて優等賞受賞!
岡山県発祥の酒米「雄町」で醸した日本酒のみが全国から集結する国内最大のイベント「雄町サミット」が2019年7月30日(火)に東京・飯田橋のホテルグランドパレスにて開催。今年で11回目の当コンクールには全国より215点が出品されました。
その結果、吟醸酒の部において「川鶴 純米吟醸 雄町」が優等賞に選ばれました。