川鶴では異色!金沢酵母で醸された酒! ◇川鶴 純米 限定生原酒 -Classic-
商品説明
こちらは28BYで「Advance(アドバンス)」として販売されていた商品です。
28BYの「川鶴酒造」のテーマが継承と進化。
29BYからは「Advance」の表記が無くなり、レギュラー化されました。
継承に当たるのがWisdomで、進化に当たるのがAdvanceです。
28BYの造りに入られる前、私は藤岡さんと色々な話をしました。
そこで常におっしゃっていたのは、もっと良くしたい!変えたいという熱い想い。
それと同時に、変えることへの不安も同時に漏らしていらっしゃいました。
しかし、藤岡さんは決して歩みを止められません。
「川鶴」初!金沢酵母で醸されたお酒!
このお酒で最も大きなチャレンジは初めて金沢酵母を使用されたということです。
金沢酵母とはきょうかい14号酵母のことで、今回採用されているのは泡無し酵母の1401号酵母です。
金沢酵母での酒造りは藤岡さんだけではなく、蔵元の川人さんの考えでもありました。
香りと味のバランスが良くてキレイな金沢酵母のお酒を飲んで、うちも金沢酵母で造ってみようと思われたそうです。
「川鶴酒造」で普段メインで使用されている酵母は7号と9号。
藤岡さんにとっても金沢酵母を使用するのは初めて。
金沢酵母を使用するに当たって、能登杜氏を始め、色々な方に相談されたそうです。
そして、なぜか私にも。
私では造りのことは何も言えませんので、飲み手として、金沢酵母のお酒のイメージを話したり、参考になればと、金沢酵母で造られたお酒を飲んで頂きました。
そして、今回初めて金沢酵母を使用された感想を藤岡さん聞いてみた所、難しかったとおっしゃっていました。
私が飲んで感じたのは、初めて金沢酵母を使われたということで過去との比較対象もありませんし、思い切って造られたのでは?ということです。
変わりたい、しかし変わることへの不安もある、そんなプレッシャーに負けず、目指した方向性に沿ったお酒が出来たように私は感じました。
これまでのドッシリの「川鶴」とは一味違う、キレイな「川鶴」に生まれ変わった。
今後リリースされるお酒にもどうぞご期待下さいませ。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 川鶴酒造(香川県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://kawatsuru.com/ |
■甘辛:中間 ■原料米:香川県産さぬきよいまい ■精米歩合:58% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:-2.0 ■酸度:2.0 |