《雨後の月と賀茂金秀の麹交換企画ファイナル！！》

2018BYで初めて行われた、「雨後の月」と「賀茂金秀」の2蔵で麹を交換して造られたお酒。

広島県の人気2蔵の企画商品ということで、おかげさまでアッと言う間に完売。

大好評で終わりました。

私は2蔵のお酒を普段から取って下さっている飲食店様を中心に提案しました。

そこで後日、それぞれのお店に反響を伺いました。

すると、面白かった、美味しかった、お酒造りで最も重要な麹を交換してもそれぞれが美味しいお酒になる2蔵の技術力を称賛する声が上がりました。

その一方で。

元々2蔵のお酒を知らない方には違いが分からなかった。

企画の意図が伝わり辛かったという意見も頂戴しました。

これは、弊社だけでは無く、他の特約店からも同様に上がったそうです。

そこで、この企画の継続するか否かのアンケートが届きましたので、私の意見を書いて提出致しました。

2蔵で色々な意見を参考にして考え抜いた結果、今期は継続。

しかし、今期は若干やり方を変更。

そして、この企画は今期で終了。

終了なんです！！

これは何が何でも飲まないと！！

いや、飲み比べ無いと！！

ちなみに、変更されたのは、交換される前の自社の麹でも同様のお酒を造ることで、初めて「雨後の月」や「賀茂金秀」を飲まれる方にも違いを分かって頂きやすくなった点です。

つまり、

●お米・お水・酵母・麹がオール「雨後の月」の「自社製造　origin(オリジン)　純米吟醸」

●お米・お水・酵母は同じで、「賀茂金秀」の麹を用いて造った「雨後の月」の「麹交換醸造　exchange(エクスチェンジ)　純米吟醸」

〇お米・お水・酵母・麹がオール「賀茂金秀」の「自社製造　origin(オリジン)　純米吟醸」

〇お米・お水・酵母は同じで、「雨後の月」の麹を用いて造った「賀茂金秀」の「麹交換醸造　exchange(エクスチェンジ)　純米吟醸」

お米・酵母は4商品全て同じで、仕込み水と麹が変わる4商品ということになります。

もちろん、蔵が変われば、人・環境・気候も変わります。

そもそも、なぜこんな企画が誕生したのか。

それは、お酒造りで最も大切だと言われている麹を2蔵で交換してお酒を造ったらお酒はどうなるのか。

という疑問が生まれたから。

「雨後の月」の堀本杜氏と「賀茂金秀」の金光蔵元杜氏。

どちらの蔵も全国新酒鑑評会では金賞の常連！

市販酒のコンテストでも受賞多数！

2人の腕に掛かれば麹が変わったって何の問題も無く美味しいお酒が出来るんです！

是非ご自身で飲み比べて感じてみて下さい！

2蔵の意向を尊重して、今回は単品での販売は致しません。

それではご注文、お待ちしています。

(文章：金巻 忍)